免許の更新に行った

なぜ免許更新はこんなに旧態然としているのかと思います。もう数十年前になりますが、最初に二俣川に来た頃と殆ど変わってません。

国民の殆どが運転免許を持つ時代ですが?トヨタ自動車が世界No.1になる御時世ですが?我が国も自動車王国米国並みに免許制度も簡素化して欲しいと思います。

追記:2015/09/16

免許保持には免許更新をしなければなりません。これにかかるコストは莫大だと思いますが、是正される気配はありませんね!
●免許の更新に行った 2012/09/19

更新に行く度に思うのだが、これだけインターネットが普及しているのになぜ米国のようにオンライン更新を可能にしないのかということ。犯罪者をこういう機会に捕捉したいなどという当局の非力さか、まさか退職警官の収入確保のためということでもないと思うが。さて、私に来た召集状によると二俣川の運転免許試験場、又はもよりの警察署に出頭せよとのこと。二俣川は遠いし、最寄の警察署も近くはない、さらに最寄の警察署だと出頭したのちに、さらに別の日の講習会を指定されるとのこと。それでは予定がつかないので、結局二俣川に行くことにした。私は「違反運転者」だから二時間の講習が義務付けられていた。さらに、手数料として通常は3100円だが、4000円になっていた。差額は講師へのお礼なのだろうか。講習場所は、公共の施設だから施設利用料は不要だと思うのだが?ちなみに60人くらいの受講生がいたから、差額の900円×60=54000円、2時間の講師費用とすれば素晴らしいお手当てである。あの講師の実収入はいくらだったのだろうか?損益計算のやりすぎか、つい要らぬことを考えてしまう。

時間的都合もあり、午後の講習を目指して、1時15分頃に着いた。ところが、場内は大混雑。恐らく申し込み窓口が開いたのが午後1時で、それまで並んでいた受付待ちの人たちが未だとぐろを巻いていたようだ。受付前に4桁の暗号二個を指定するという呪文を端末で入れたり、印紙を購入し用紙に貼ったり、その用紙のチェックを受けたりということでさらに時間がかかるのである。一連の関門を過ぎると、視力などの検査があり、写真撮影となる。ここでの待ち時間は10分も無かったように思う。ただ、写真撮影に至って元来決めたはずの暗号を決めてないなど、そういう人にはなぜかお年寄り(近々私も64歳になるのでお年寄り最盛期だが)が多かったが、行ったり来たりの右往左往の人もいた。結局講習会のスタートは2時を過ぎた。

講習内容はありきたりなのだが、前回がどうだったかも忘れてしまっていた。他の人達はこの講習会の内容をどの程度覚えていて、次回までどのように役立っているのか分からないが、私の場合は事故に気をつけようというレベルの警告にはなっている。ただまる半日つぶさざるを得なく、実質その日はつぶれてしまうのだが、そこまでの価値があるかどうかという面では疑問である。全国で大勢の人が数年毎に同様の儀式を受けているはずだが、これは本当に必要なことだろうか?日本国としても国家レベルの経済的な損失は計り知れないものと思うが、総理大臣も警察庁長官も同様にこの列に並んでいるのだろうか?このようなやり方がベストなのかどうか、聞いてみたいところでもある。

一方、事故を起こした人、重大な違反をした人に対しては講習に意味があると思う。私も過去3年間に"右折禁止"と"一旦停止"に違反したことで、違反運転者として2時間の講習を科されたが、これは免れえないし深く反省している。意図的に違反したのでなく、ぼんやりしていたのが事実だが、ぼんやりで人を殺めたりすると取り返しがつかないからだ。警察からの暖かい御注意と御支援だと思うべきだが、なんだかすっきりしない。また三年後に今日お会いした皆さんにお会いすることになるのだが、講習会はともかくせめて事務上のオンライン更新は可能になっていて欲しい。そもそも視力聴力などの衰えは自己責任に帰するものであり、だからこそ米国などではオンライン更新ができるのだろう。視力の衰えが事故につながった場合、視力検査は一体なんだったのかとならないだろうか?生存するかぎり殆ど全てが自己責任だし、体調不良による交通事故も多々あるが、そもそも免許を持った人が事故を起こしても当局は何の補償もしないのだから。個人的な見解だが、性格検査の方が事故防止に寄与するのでは、特に私自身の性格を振り返ればカッカし易く深く反省する面がある!
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追記:再び免許の更新に行った 2015/09/16

3年前の更新がつい数か月前のように思うが、3年はあっと言う間だった。所轄の警察署に行くか二俣川の運転免許試験場に行くかの選択は、既に述べたように一日で全てを済ませるには運転免許試験場に行くしかない。なお、前回は"違反運転者"ということで3年間の免許期間だったが、今回は"一般運転者"ということで5年間となった。このまま事故も違反もなく過ぎて欲しいが、個人的には加齢による様々な障害を考えるといっそう安全運転に心がけるしかない。さて、県内の事故では二日に一人が死に、全国では一日に11人が死んでいる。できれば運転などしたくは無いが、残念ながらお抱え運転手を雇用するほどの資金力は無い。

さて、二俣川の運転免許試験場だが、13時20分に着き受付は直ぐにできた。次は数人の列の証紙を買って十人ほどの列の暗証番号の登録に並んだが、私の前の人は日本語がおぼつかない。聞くとフィリピン系アメリカ人とのことで暗号番号の登録をお手伝いしてあげた。何しろディスプレイのメッセージは日本語だから手も足も出ないだろう!しかし、あの日本語でよく筆記試験に受かったものだと感心した。長蛇の列は、"申請書及び質問票の審査"と"適正検査"で、これらに最も時間がかかった。写真撮影は10分程度、最後は1時間の講習会だ。もちろん講習会のスタートはある程度席が埋まるまで待つので、結局終わったのは16時半過ぎで、家に帰りついたのは5時半だった!事故は減少してきているのだから、善良な市民に対しては免許期間の延長を考えて欲しい。例えば、"無事故無違反が続くかぎり更新不要"はどうだろう?個人にも国家にもコスト減になると思う。勿論、長い期間に発生した法規改定はWebに公告すれば良い。
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