中華思想と我が国の将来

我が身は自分で守るというのが私のスタンスです。多くの御意見があると思いますが、御自分のブログやマスコミの投稿欄などに記載ください。

追記:2013/11/23

いよいよ中国の侵略が始まりました。

追記:2013/11/25

国際法などどこ吹く風、自己中心の論理ですね。チベット消滅の過程をお忘れなく。

追記:2013/11/27

安保反対を叫んでいた人には、条約の有効性がよく理解できたでしょう。

追記:2013/11/28

私が心配するまでもなく、我が自衛隊は対応したということで安心しました。

追記:2013/12/01

塩野七生氏の膨大な書が何故読まれるかということの本質がここにあると思います。理想論でなく、歴史の必然や結果が記載されているからでしょう。

追記:2013/12/12

北朝鮮のナンバー2が失脚し、関係者の公開処刑に、中国の影を強く感じます。朴槿惠大統領と韓国当局の奮闘に期待するのは私だけでしょうか。

追記:2013/12/13

今夜のニュースでは北朝鮮のナンバー2の処刑が報道されました。典型的な内部崩壊の第一章です。私の想定どおりかどうか、いずれにせよ最後が近づいています。

追記:2013/12/27

安倍首相の靖国参拝は時宜を得たものと思います。米国やマスコミは逆に捉えているようですが!

追記:2013/12/28

今朝の日経に掲載された"FinancialTimes"の社説が少々気になったので書いておきます。

追記:2014/3/5

テレビニュースによるとウクライナに攻め込んだ武装集団は、ロシア軍と確認されたようです。

追記:2014/3/16

トップに立つ人は、歴史を踏まえて行動していただきたい。後世の人に揶揄されないように!大橋巨泉が鳩山前首相のことを「皆で決めたことが、次の日になると変わっているのだ!」と言っていた。最後に意見交換した相手の方針に従うという定見の無い人とのことだった。

追記:2014/3/30

ヒラリー氏が大統領だったらという仮定が浮かびます。指導者によって歴史が変わるということは教科書を読めば明らかです。自然現象と歴史を同一と考える人は無いと思いますが!

追記:2014/4/6

南北朝鮮が統一されて、幼馴染の崔に逢えることが私の願いです。

追記:2014/06/07

この記事を読んで恐らく背筋が寒くなった人がいると思います。つまり、無制御の状態で中国の軍が動いている可能性が高いということです。

追記:2014/07/20

中野美代子氏のことは全く存じ上げませんでした。この記事を読んで注目すべき人だということが分かりました。

追記:2014/08/24

尖閣付近での中国軍の行動はその都度報道されますが、この行動に対して"黙って許せ"という意見が無いことは救いですね?

追記:2014/11/04

40年以上前に返還直後の父島と母島で測量のアルバイトをしたことがあります。当時は、父島に100人程度の住人、母島は無人島でした。父島には小さい飛行場もあり、ゼロ戦や一式陸攻の残骸が転がっていました。

追記:2014/11/11

13億人の意見をまとめることは困難です。それを抑える為に、強力な特高警察が国中に目をひからせているのでしょう。しかし、果たして中国は、このまま健全に発展できるのでしょうか?北朝鮮の崩壊よりも、もっと悲惨な崩壊劇が無いとも限りません。

追記:2014/12/29

二年前の文芸春秋に記載された座談会の意見ですが、私もTPP交渉を早々にまとめるべきと思います。関税障壁を取り除くと、ある品目は一時的に売上減になるかもしれませんが、結局は創意工夫や合理化を得意とする我々日本人は克服するでしょう。

追記:2015/01/04

隣接する国家との関係は、緊張状態にあって当たり前です。いつも注意深く見守り、瞬時に対応できるよう準備すべきでしょう。

追記:2015/09/23

中国軍の末端の動向が不気味に感じるのは私だけでしょうか?名ばかりの共産主義で、一部の支配者層が政治経済を牛耳っているのですから。民の怒りが内向きになれば政権が崩壊し、それは想像すらできない恐ろしいものとなるでしょう。

追記:2015/10/25

「オバマ氏の人の好さが中国の横暴を許した」となりかねない状況を脱したいとの意向が見え隠れすると思うのは、私の勘違いでしょうか?

追記:2015/10/28

世界第二の経済大国となった中国の横暴が始まったとの感をぬぎいきれません。中東とヨーロッパの混乱に引き続き、中国の内乱などがあれば、世界レベルの大混乱となります。しかし、ボケ老人の私が悩んでも如何ともしがたいことですが!

追記:2016/7/13

もしこの裁定が異なっていたら、世界中で土木業者が大忙しになったでしょう。ただ、沿岸からはるか離れた洋上の浅瀬での仕事になるでしょうが?

追記:2016/7/31

中国の泥棒は、道路に置いている物を初日は1m、次は3m、次は5m、最後はどっと持って走るそうだと亡くなった祖母から聞きました。「九段線」とその内側に作った埋立地はこれを地で行ったものですね。

追記:2017/6/23

沖縄戦の終結、終戦、いずれの記念日にも"なぜ始めた"、"なぜ止めなかった"と腹立たしい思いがこみあげてきます。困った性格だと思うのですが!世界の情勢を知っていた人の多くは開始時から負け戦だと分かっていたのに!

追記:2017/12/26

塩野氏の意見にはいつも感服させられます。

●中華思想と我が国の将来 2013/06/7

中国の高官がクリントン国務長官にハワイの領有権を主張(*)したそうだ。ニュースとして大きく報道されたので"やっぱりね"と思った方も多いだろう。尖閣諸島どころか、日本全土を中国の領土として考えていることは間違いない。鎌倉時代には大軍船団が押し寄せ、卑弥呼の時代は邪馬台国を属国と扱い、それを去ることはるか昔徐福は日本列島を不老長寿の薬を求めて探検したのだから!
 *: 質疑応答から米国が中国をどう考えているかよく分かる。一方、中国では高官と言えども、如何に偏狭な教育を受けているかが伺われる。それが私には不気味に感じられるのだ。

隣接する国をじわじわと侵食していくのが中国の戦略のようで、悲惨なことにチベットは完全に占領され漢民族の比率は増え続けているそうだ。高速鉄道もチベットまで敷かれたことで、後戻りは困難な状況。スプラットリー諸島では周辺諸国と一触即発。我が国に関しても日中中間線でのガス田開発、尖閣付近領海侵犯などあり、相手国が1mmでも領海侵犯したら攻撃とみなし撃沈(まるで北朝鮮のようだが!)しなければ、国家国民を守ることは不可能だろう。その為にも憲法改正は必需だ。文脈とずれるが、北朝鮮に拉致された人達も軍隊(自衛隊でなく)があれば取り戻せよう。

昨日、テレビを見ていると中国人が北海道の水源(湧き水)を物色していたとのことだ。中国は共産国だから土地所有という概念が無いだろうが、我が国は個人資産として土地の所有が認められている。このままだと、豊富な資金で平和的に買い占められ、ある日突然その地域が独立宣言してもおかしくない。一方、西表島の沖合いの外離島、内離島という小さい島を台湾人が所有していたが、なぜかその人が殺害されたという怪しい話もある。

世の中では理不尽なことが起き、その被害に遭った人は悲劇である。このままだと、日本はその悲劇から逃れることは困難な状況にある。安倍政権は、決して引き下がらないと宣言しておりこれを強く支持するが、我々自ずから国家国民の存続を希求しそのアクションをすべきだ。今や中国は世界第二の経済力を持ったことで、彼らの意識が元朝の時代に逆行し、再び大宰府周辺に上陸作戦を行うことは絵空言だろうか。報道によると、高位高官から末端の役人まで汚職横領があたりまえの国がこのまま健全に発展存続できるとも思えず、何かのきっかけが粗暴な行動に繋がりかねないという懸念を払拭できない。意識の高い国民が育ち、品格ある大国になって欲しい。無理かも知れないが!
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追記:NHKニュースより2013/11/23

今日のNHKニュースを見ていると、「中国が尖閣諸島を包含する地域に"防空識別圏"を設定したと発表した」とのこと。いよいよ侵略が始まった。我が国も"防空識別圏"を拡大するとともに、1mmたりとも中国の軍用機を領空侵犯させない強い意志を示し、侵入した軍用機は直ちに撃墜すべきだ。もし1mmでも中国機を入れると、次は1m、その次は1Kmとなり、早晩尖閣に五星紅旗がはためくことになろう。安倍首相の決意が問われる。尖閣を第二第三の竹島や北方四島とするな。

追記:毎日新聞より2013/11/25

中国は"「国際世論を間違った方向に導き、地域の緊張した雰囲気をつくり出す無責任な言論の発表をやめる」よう日本に要求し、米には「日本の冒険的言動を助長する誤ったシグナルを出さない」よう促した"とのこと。国際法などどこ吹く風、まるで駄々っ子がケーキ売り場の前で大の字になって泣き叫ぶようだが、彼らは本気だ。勿論、我が自衛隊は全軍迎撃体制にあり、頼みの米太平洋艦隊はポラリス型潜水艦を伴い中国をにらむ西太平洋に展開しているはず。安保や戦争に反対する人は、なぜ日米安保条約と自前の強力な軍隊が必要なのか胸に手をあててよ〜く考えて欲しい。

追記:日経夕刊より2013/11/27

さすが米国、中国が勝手に設定した防空識別圏を早速二機のB52で訓練飛行した。B52は、東京や大阪を焼け野原にした爆撃機B29の最新後継機だ。これほどの大きい機体を中国は見落としたと言い訳できるはずなく、これみよがしの威嚇飛行だ。我が自衛隊も同時に哨戒機を飛ばし気概を示して欲しかった。今回の米軍機の飛行は、安保条約が如何に重要かを意味する。該米軍機の乗組員は同盟国の危機と、自身が撃墜されるリスクを理解しながら命令に従って飛んでいたのだ。その心情を考えたことがあるか、安保反対派と非戦論者の弁を聞きたい。

追記:NHK 7時のニュースより2013/11/28

今夜のNHK 7時のニュースによると我が自衛隊航空機は、中国が設定した防空識別圏を飛行したとのこと。機種や数や航路など詳述は無いが、まずは撃墜されなくて良かった。このことは、中国が言い分を引き下げたことに他ならない。一方、自衛隊機が我が国の防空識別圏を威嚇飛行したことは、中国の暴挙に対する姿勢表明であり大変評価するとともに、該航空自衛隊員の心労を思い深く感謝する。できれば、上記B52を尖閣上空で迎え翼を振ってWelcome表現をして欲しかった。さて、この問題は第一段階の解決と言えようが、国民的レベルで今後の状況を見守るべきである。ついこの前の日系企業襲撃などを踏まえ、貿易や人材交流など日中間には深い溝があることを再認識したい。

追記:日経朝刊より 2013/12/1

"日曜に考える"というコラムに、塩野七生氏が着目すべきことを述べているので引用しておく。『近隣国と仲良くあるべきというのは日本人だけだ。近隣とは常に問題があり、摩擦が起きないという方がおかしい。・・・』というもの。塩野氏が主題とするヨーロッパの歴史を振り返ればその意見はよく理解できる。平和ボケの不戦論などは塩野氏からみれば狂気としか見えないだろう。久々に痛快な意見を読んで溜飲が下がった。

追記:北朝鮮に関する報道より 2013/12/12

このところ北朝鮮のナンバー2の失脚に関し様々な報道があるが、今時見せしめに公開処刑をする国は北朝鮮くらいで、強制収容所も拡大されたとのこと。それほど人心収攬が困難になり、国家崩壊は急速に進行している。終局は何かのきっかけで近々一気に決まるだろう。その後の北朝鮮だが、このまま進めば中国の朝鮮自治区となりチベットや新疆ウィグル自治区のような扱いになることは間違いない。今も事実上中国の属国状態とも言えるが、ハワイをも自国の領土と言う中国は、鉱物資源の豊富な北朝鮮を絶対に手放さなく、勿論その根拠は楽浪郡だ。そう考えると、進行中の北朝鮮崩壊劇は中国のシナリオ通りだろう。朴槿惠大統領の中国との親密外交が自国内でさえも揶揄されているが、彼女の意図が"中国による北朝鮮併合阻止"の為なら朝鮮民族を背負って立つ英雄だ。そうなら私は彼女を支持する。

追記:ナンバー2の処刑 2013/12/13

今夜のニュースは、全てこれだ。これは金正恩から中国に対して属国にならないぞという表明だ。専門家は様々な意見を述べているが、あらゆるセクトは追い詰められると内部から崩壊に向かう。とうの昔に北朝鮮は限界を超えた状況にあるが、いよいよ本格的な崩壊が始まった。我が国の様々な例を見るまでもなく、追い詰められた集団が疑心暗鬼に陥ったのだ。崩壊時には朝鮮民族開放のスローガンの下五星紅旗がはためくことになりかねないが、個人的には、幼なじみの崔がこの困難を生き延び再び逢えることを望む。

追記:安倍首相の靖国参拝に賛成する 2013/12/27

安倍首相の靖国参拝について中韓から強い反発があり、米国さえも非難している。私は首相の靖国参拝に賛成だ。国の為に死んでいった軍人を弔うのは国のトップの仕事であり、多くの国でも同様のことが行われている。但しA級戦犯が合祀されていることは問題である。我々の文化では極悪人でも死んだら仏様だが、諸外国ではそうでない。一方私は、負け戦が決定的になっても一億玉砕を叫び、大勢の市民や末端の兵士を死に追いやった指導者をたとえ亡くなったにせよ評価できないからだ。

追記:"Financial Times"の社説より 2013/12/28

今朝の日経に掲載された"Financial Times"の社説が少々気になった。最後の文章は「…軍事衝突という想像を絶する手段のほかに解決の道はなくなる。」だ。さて、これを読んで我が国民はどう考えるか?それを避ける為に、尖閣を中国に差し上げるか?この社説に具体的解決手法の提案は無い。もっともそれがあれば既に解決しているだろう。この解決は、中国が大人の対応が取れるようになるまで無理だろう。特権階級が富の多くを独占し、他国侵害で自国の安定を図る政権が鎮座しているからだ。安定した平和な社会の出現は何時になるのか?

追記:ロシアの侵攻 2014/3/5

ロシアがクリミア半島に攻め込んだ。ドンパチは無かったが、事実上の占領状態にある。これに対して、ウクライナ軍は穴篭りを決め込んだようだ。頼みのNATOは動かず、オバマ大統領は思案の模様。ここは世界の平和と安定のために、黒海に米海軍の派遣を望むのは私だけだろうか?およそ全ての歴史は殺戮の物語に近く、特に多民族と宗教・宗派が交錯するヨーロッパの歴史は戦争の記録だった。恐らく多くの人が本能的にきな臭さを嗅ぎ取っているだろう。これを見て思うことは、北方四島返還など夢物語ということだ。"返してくれ"でなく"取り返す"しかない。むしろ北海道が占領されないよう守りを固めることが重要だ。

追記:日経の対ロ論に賛成する2014/3/16

今朝の「風見鶏:姑息でなく、したたかに」との意見に賛成する。国際関係では「筋を通す国だ」と思われることが肝要との主張だ。我が国の北方領土問題と同様に、ウクライナのクリミア半島がロシアに占領されようとしている。しかし、我が政府は対ロ制裁をひかえているということに問題がある。これまで米国から沖縄や小笠原は返還されたが、それ以降全く進展がない。つまりロシアとはそういう国なのだ。政府は戦後ずっとこの交渉に当たっており、そのための専従人員も抱えているだろう。気が遠くなるほど長い対ロ交渉に直接経費や間接経費として莫大な予算を使い、未だ目処も立たないことを思い返すべきだ。

追記:愛国教育 反日を徹底 2014/3/30

今朝の日経"日曜に考える"には、"愛国教育 反日を徹底"とのカラムで中国の意図が記載されている。勿論中国国内の不満を反日でかわすことだが、これだけの情報が行き交う時代に民を騙し続けることはできないだろう。勿論、我々はそれを見守るのでなく中国の市民に我々の意思を伝え続けなければならない。この文中に「ハワイを境に西と東に米中で権益を分けよう」という考えを「オバマ大統領は瞬時に理解できず、明確に反論しなかった」とのこと。同盟国のトップである米国の大統領がこのような姿勢では困る。私の親しい友人(米国籍を持っ日本人)はオバマ氏を声高に非難しているが、ヒラリー氏が大統領だったらという仮定が浮かぶ!

追記:朴槿恵大統領は統一を目指す 2014/4/6

"追記:2013/12/12"では、朴槿恵大統領が南北統一を目指して中国に擦り寄るならば英雄だとの意見を述べたが、今日の日経ではそうであることが記載されている。「統一をなし遂げたドイツはあこがれの対象で、韓国の目標です」とガウク大統領に語ったという。この記事によると、一月の新年記者会見で「統一時代を開く準備に入る」と宣言したとのこと。大変良い記事だと読み進んだが、東西統一されたドイツの現状、東の凋落ぶりが記述されている。南北朝鮮が統一されたとしても長い苦難の道が予想され、教育レベルだけでも極端に北が劣るし、極端な思想教育に侵された人々の覚醒には時間がかかるだろう。しかし、統一が如何に困難だろうが、中国の属国として組み込まれるよりも朝鮮民族国家として独立すべきだ。朴大統領には是非とも頑張って欲しい。

追記:日経:中国軍機、色濃い「独断」説より 2014/06/07

この記事はこの主張の根拠を断定してない。つまりこれらの事象は常軌を逸した脅しだが、無制御に関して確たる証拠は無いとのこと!しかし、この記事には恐ろしい問題が潜んでいるので私の見解も記載しておく。記事によると、中国軍の中央から末端にいたる制御が機能してなく、その根拠は「中国軍艦船が東シナ海の公海上で海自護衛艦に火…」、「中国軍とみられる潜水艦が沖縄近海…」、「中国軍戦闘機が日中の航空識別圏が重なる…」とのこと、私にすれば敵対行為とのことで相手の航空機や艦船に警告した後に捕獲や撃墜や撃沈を求めるが、我が国の為政者は私よりもはるかに寛容なようだ。但し、この脅しを黙って受け入れているといずれ我が国の航空機や艦船が海底に葬り去られることになるだろう。中国軍末端のパイロットや船長が軍人として自身の判断でどこまで行動して良いのかどうかという教育が成されてないことに心底恐怖を感じた。

末端の軍人がこのような行動をするということは、核弾道ミサイルの管制官も一人の軍人だから、その男がある日「習近平国家主席をアシストする」という寝ぼけた判断で核ミサイルの発射スイッチを押すことがあり得ないだろうか。そもそも、艦船の船長や戦闘機のパイロットはエリート層で最も高度な教育を受けているはずだが、上記のようなことが起きているのだ。ベルリンの壁が崩れたように、何かの間違いで戦争や内乱が勃発し中国が、いや全世界が大混乱に陥ってもおかしくない。中国は漢民族が90%とのことで、漢民族が中国を支配しているが、実は均質的なマジョリティ90%の中に差別や区別があると本当の混乱が起きよう。私が勤めていたある会社に雇用されていた中国人と話す機会が何度かあったが、彼女は自分が漢民族であることを強調していた。現中国の為政者は、少数民族を差別迫害することで漢民族の優位性を訴え国を支配しているが、いずれ当の漢民族の多くの貧困層が反乱してもおかしくはない。今のところ反乱分子としてチベット族や回教徒をターゲットにしているが、問題を先送りしているだけではないだろうか?大昔読んだ三国志を思い出したが、全ての権力は腐敗し変遷する!
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追記:日経:地図から海を見るより 2014/07/20

中野美代子氏は中国文学者とのことだが、このエッセーはロシアと我が国との関係を述べている。日経文化欄の6段組の少ない文字数でロシアと我が国の過去のしがらみを述べ今後の課題を示唆している。いや、明に警告している。このエッセイでは第二次大戦終了間近の我が国のリーダー達のバカさ加減が千島列島の領有などを許したことを非難しているが、私もいつも思うのだが本当に悔やまれる。歴史にイフは無いが、終戦の詔が遅すぎるのだ!このエッセーの肝、最後に記述された「わたしたちの身近な日本海は、もはや身近ではない。地図から見える海は、他者の化身なのである」を真に理解できた人は何人いるだろうか。ウクライナの現状を見ると明日はわが身と思わなければならない。

追記:離島防衛「空白」を解消から2014/08/24

今朝の日経には上記のタイトルで南西諸島の防衛について詳述している。このような部隊配置を公開して良いのかとも思うが、例え機密事項としたところで中国側には筒抜けだろう。このレベルの部隊の動きなどは監視衛星でお見通しだからだ!いずれにせよ、我が国には一歩たりとも中国軍の侵入を許さないという姿勢が必需であり、それを中国に示し、我が国民にも啓蒙すべきだからである。

追記:中国の珊瑚漁船団 2014/11/04

中国の100隻以上の漁船が小笠原近海でとぐろを巻く映像が報道され、様々な憶測が流れている。これは勿論中国軍による我が国の防衛能力確認作業であることに間違いない。珊瑚漁にかこつけた斥候隊であろう。そもそも珊瑚漁は円く固まっていたのでは、互いの網が絡まって漁にならないだろう。台風20号の小笠原近海通過が近づいている。100隻を超える大型漁船団が父島二見港に入港するシーンを想像すると、少々寒気がする。元寇の役の博多湾の情景が浮かぶ。なお、警視庁は既に数十人の警察官を父島に派遣したとのこと。

追記:習主席の安倍首相に対する態度 2014/11/11

昨日のテレビニュースの習主席の安倍首相に対する態度に違和感を覚えなかった人は無いだろう。何時だったか覚えてないが、やはりテレビニュースで野田首相が胡錦濤主席からにらみつけられる様子が報道された。今回のニュースは、"あの時と同じ構図だ"と感じた。中国には中国の都合と常識があろうが、国際的な常識やマナーが欠落していると思う。評者によっては中国国内向けのパフォーマンスだから仕方ないと受け取る向きもあるが、私は戦前松岡洋右が国際連盟での演説で席を蹴って退場するニュース映画を思い出してしまった。日本はそれからまもなく戦争を始めたが、同様のシナリオとして習主席は13億人の不平不満を吸収できず戦争を始めざるを得なくなるとは言えなくもないからだ。別のシナリオとして旧ソ連が分裂したように、何かのきっかけで言語や宗教や人種や地理的条件をベースに数カ国に分裂する内乱が考えられないこともない。事実は小説より奇なりと言うが、中国分裂と朝鮮民族統一が数年後同時に発生することはあながち夢物語とは言えないだろう。何しろ13億の民のうち、ごく一部が貴族のような生活をしているのだから!

追記:文芸春秋新年特別号2013を読んで 2014/12/29

少々暇ができたので上記を読み返してみた。ちなみに来年(2015)の文芸春秋新年特別号は真赤な表紙の戦前の軍事特集だ。さて、上記に"「対中外交」はなぜ失敗するのか"という座談会で中国の問題を述べている。「3億人の中産階級と、近代化の恩恵を受けていない10億人がいて、3億人が10億人から搾取している」という意見や、「多民族国家である中国は戦前の抗日を持ち出さざるを得ない」、「今なお流動的な革命国家だ」など、現在では既に多くの人の認知するところだ。結論として、日本はTPPを安全保障に利用すべきとのこと。それにより、東南アジア、インドなどとの友好関係を保ち戦前に日本が志向した東亜共同体を平和的に実現すべきとある。実にそのとおりだ。特に現在問題視されている我々の主食"米"は中国向け輸出穀物のトップとなり、食料取引は互いの関係をより深くしよう。戦後米国が食糧難に喘ぐ我々にパン食を推奨し、米国産の小麦粉が我が国の主要輸入穀物となったように(やはり図られたか?)!最後にものを言うのは食料である。TPPが停滞していることを憂い、安倍首相のさらなる奮闘を祈る。

追記:今日の日経"風見鶏"より 2015/01/04

"「鬼門の年」が始まった"と、戦後70周年になる中国、ロシア、韓国と我が国の関係にフォーカスしている。中国とロシアが抱えるのは国内問題、韓国は統一問題とある。我が国は中国、ロシアの国内問題に基因する覇権主義に対抗して米国の抑止力を期待するが、米中の国力差縮小に危機を訴えている。私が思うに我が国と中国・ロシア・韓国との関係改善には、さらに30年が必要だろう。よく言われることだが、100年経つと関係者は全てあの世に行くからだ。傷ついた人、傷つけた人が生存するかぎり忘れたくとも忘れようが無い!それだけに再び他国と戦火を交えることのなきよう祈る。但し、侵略には間髪をおかず反撃すべきだ。

追記:"中国機 米機を危険行為で妨害"より 2015/09/23

今日のヤフーニュース(読売新聞提供)によると、米軍の偵察機RC135が黄海の公海上を飛行中、中国軍のJH7戦闘爆撃機が米機の前方約150メートルまで近づいたとのことだ。この偵察機はジェット旅客機とほぼ同等の性能なので恐らく時速800Km程度で巡航していたのだろう。150mという間隔はいつ衝突してもおかしくない距離で、ブルーインパルス並の曲技飛行である。このような危険行為は中国軍パイロットの独断でなされているとの観測もあり、一触即発の危機はいつもあるのだ。我が航空自衛隊員の心痛を思う。

追記:"オバマ氏、ついに怒る"より 2015/10/25

今回の習近平国家主席の米国訪問では大盤振る舞いが目立つが、今日の日経:風見鶏に重要なことが書いてあるので転記した。習氏はオバマ大統領が求めるスプラットリーの埋め立て工事中止を「まったく取り合わず、箸にも棒にもかからないやり取りに終わった」とある。晩さん会を含め別に個人的な会食までして翻意を求めたそうだ。米国大統領といえども、弱気の大統領では中国に対して何の権威もない。我が国はこれらの事象を踏まえ、ますます自前の自衛体制を強固にしなければならない。「話せば分かる」ということが本当ならば、戦争も殺人も泥棒もあり得ない。中国軍が沖縄に上陸し、ロシア軍が北海道に上陸することは絶対に無いとは誰も言えないのだ。

追記:米艦、12カイリ内哨戒継続より 2015/10/28

今日の日経一面の記事だ。スプラットリーやウクライナの問題は、そもそもオバマ氏の平和外交の弱気な面が尾を引いていると思う。民主主義の盟主たる米国大統領が弱気では、中国やロシアの覇権主義を助長することになる。今回は横須賀に配属された駆逐艦と対潜哨戒機をスプラットリーに派遣したとのこと。国際法などどこ吹く風の中国には、最初の一撃が重要だ。ケネディがソ連の核をキューバから撤去させた時は世界核戦争の危機だったそうだが、それでもケネディは引き下がらなかったことが米国や自由主義陣営を救った。もしオバマ氏がケネディ並みの度胸があるなら、全ての中国軍と艦船の撤退を迫るはずだ。既に数個の環礁が埋め立てられ、3000m級の滑走路もできているとのこと。そのような土地が中国領土となると、ある日突然明神礁が埋め立てられ、伊豆七島の先に中国軍基地が出来てもおかしくない。いずれにせよ中国は我が国にとってソマリア沖の海賊とは桁違いの脅威である。

追記:スプラトリーの埋め立てについて 2016/7/13

日経朝刊によると、ハーグの仲裁裁判所は中国がスプラトリー諸島に作った人口島に国際法上根拠なしと裁定した。もしこれが国土の一部として認められると明日にも世界中の浅瀬の埋め立てが始まるだろう。この裁定に対して北京大国際戦略研究院干鉄軍副院長は「…中国は判決を意に介さない…」とある。

一方、我が国の参院選結果に対して、中国社会科学院日本研究所所長高洪氏は「平和憲法の源泉は日本の侵略戦争。日本は平和路線続けるべし。2国間会談実現は、日本の行動次第。」とある。

この高官や学者の意見は中国政府を代弁するものだろう。これを素直に読めば「中国は自国の論理で領地拡大」するが、日本は対中戦争の償いとして「座して死を待て」と響くのは私の勘違いだろうか?ある日突然尖閣諸島に今の中国の指導者の論理で中国軍が上陸してからでは遅いのだ。専守防衛などと寝言とも思えない戯言を唱えている間に占領されるだろう。これを読み、改憲必至と思った。

追記:南シナ海 苦境の習氏より 2016/7/31

日経朝刊によると「日本艦が入った場合、中国も必ず入り、排除する必要がある。我々は既に日本の実効支配を崩しているのだから」と中国の安全保障関係者が非公式だが尖閣水域への中国艦船の侵入について正当化発言したという。子供じみた論理だが、中国の論理は世界標準論理とは極端にずれている。自己中心という論理である。このやっかいなお隣さんは、今や世界第二位の経済力でもって周辺諸国をじわじわと侵食しつつある。このままでは否が応でも再軍備は避けられない。さて安保反対論者はどのような対応策を提案するのだろうか?

追記:侵略者が存在する限り戦争は不可避 2017/6/23

テレビを見ていたら、今日は沖縄戦が終った日とのこと。私の周辺でも戦争に行った人、戦争で亡くなった人がいる。テレビを見ていて実家の近所に住む中学で数学担任だった桑島先生を思い出した。先生からはインターネットが繋がらなかったり、PCが風邪をひくとお呼びがかかる。運よく私が実家にいる時は機器の取り換えなどをお手伝いしている。写真の焼酎はそのお礼にといただいたもの。なぜこの焼酎かというと先生のお父様は、沖縄戦に出撃した戦艦大和に乗船し、船とともに海に沈んだ。その大和の遺族会として先生は毎年奄美大島に慰霊に行っており、その際に持ち帰ったそうだ。



 飲みすぎは毒だと思いながら二晩で飲んだ芋焼酎!

私の周辺には、兵士として戦争に行った人は数えきれない。家内のお爺さんは日露戦争に一兵卒として行き、中学高校の先生にも近所の人にも、あの人もこの人もと日中太平洋戦争に出兵した。職場のある上司は真珠湾の上空を雷撃機で舞った。さらに社長の山本卓眞氏は、満州でソ連軍を迎撃する若楠特攻隊(*)に編成されたが終戦とともに奉天飛行場から帰還したとのこと。航空兵は飛行機で帰れたが、歩兵は全員シベリア送りになったそうだ。しかし今や、その山本社長を含む殆どの人々はあの世である。兵士として戦争にはいかなかったが、爆撃や戦闘に巻き込まれ死んだ市民の数も数えきれない。戦争の悲惨さを知らない人は無く、覇権主義国に囲まれた我が国はいかに戦争を回避するかが喫緊の課題である。片や"平和憲法、平和憲法"と唱えている最中に他国の軍隊が上陸してくることは夢物語ではない。有事を踏まえしっかりと迎撃態勢を整えることが肝要だ。
 *:ある時期私と仕事で関係があったある部長は、山本社長を"特攻オヤジ"と呼んで敬愛していた!

追記:塩野七生氏の「失望が生むポピュリズム」より 2017/12/26

今日の日経Opinionの表題である。塩野氏の意見は中身が濃いので私のぼやきで簡単に形容できないが、私の解釈を書いておく。現在の世界情勢、米国のアメリカファーストと中国のチャイナファーストに対して、我が国(安倍首相)は「ジャパンファーストという行き方をしない」と公言せよと言う。それによりヨーロッパ諸国も追随しようとのこと。塩野氏の意見は専門の古代ヨーロッパの興亡史がベースにあり、バカな私にでも"歴史は繰り返す"ということから強く共鳴できる。一方、トランプ大統領がイスラエルのエルサレム遷都に賛同したことに対し、我が国が異を唱えたことに救いを感じる。何でもかんでもアメリカ追随では我が国のアイデンティティを問われよう。
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