政治団体を設立した

●政治団体を設立した2014/12/16

恐らく多くの人は選挙に出ることを考えたことが無いだろう。私も会社勤めの頃は微塵たりとも考えなかった。幼時より学級委員や生徒会長など選挙はそれなりにあったが自ら手をあげて立候補したことは一切無い。しかし、祖父の遺言により意を決して次の選挙に出ようと考えている。そもそも選挙に出るにはどうすればよいのか全く分からず、Webで調べてみたところ自治体の選挙管理委員会がその届出窓口である。そのURLを見ると、選挙に関するあらゆる条項が記載されている。そもそも選挙に出ようと考えている旨を自己のURLに記載することも違反行為かも知れない。ただし、ざっと関連資料を読んでもダメとは読み取れないので記載しておく。

統一地方選挙は来年4月の話であるが、実は現時点で勝手に選挙活動をしてはならない。選挙活動は選挙期間中のみ可能で、それ以外のときは決して「次の選挙で投票をお願いします。」と言ってはならないそうだ。ただ、選挙期間中でなくとも辻説法をしたり、宣伝用顔写真や立て看などがそこここにある。なんとこれは"選挙活動"でなく"政治活動"と定義されている。但し、それさえも勝手にやっていると逮捕される！まあいきなり逮捕でなく注意からスタートだろうが、違法なのだ。これをやりたければ、政治団体として届け出るしかない。

以上を踏まえて、平成26年12月1日に香川県庁の選挙管理委員会に出向き「政治団体設立届」を提出した。団体の名称は「東かがわ市を発展させる会」で代表者は勿論私だが、会計と監査にご近所のNさんとやはり近所に住む幼馴染のKさんにお願いした。設立には代表と会計と監査の最低限3人が必要だ。届出は費用もかからず簡単で、設立届と規約のA4二枚である。この団体の資金は事実上全て私の持ち出しとなり会計の実務も全て私自身が実施することになろう。なぜなら私には何の実績もないことから今のところ寄付は全く期待できず、金銭の出入りは供託金や印刷費用などの必要経費のみとなりそうだからだ。

さて、駅前で旗を立ててビール瓶の箱に立って自説を説けるかということだが、私には無理だ！ある支持者から絶対にやれと言われ、困っている。かといって一軒毎に廻っていくことは法律上許されてない。せいぜい友人知人を頼って自説を述べるのが関の山である。ただ、政治団体として集会を開くことは可能なので、各部落の集会場で自説を述べることになろう。しかし、友人達の見通しによると"恐らく誰も来ないだろう！"である。いずれにせよ、"清き一票を私に"とは、立候補届出までは口が裂けても言ってはならないのだ。私は、公示前の国会議員選挙候補者の玉木雄一郎氏の集会に出席したが応援演説の岡田克也氏も玉木氏も「次の選挙に出るので清き一票をお願いします」とは言わなかった。勿論"清き一票"を期待する演説であり、それが分からなく出席した人は皆無だが！
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