停学になった同級生がいた　2016/6/1

●停学になった同級生がいた　 2016/6/1

ついさきごろ高校の同窓会があり、同級生のBX君となんだかんだと話しあった。そこで彼から聞き驚いたことは私とのいさかいで停学になった同級生がいたとのことだ！私は背も低く、どうみても腕力は無さそうだが、実は相当血の気が多い。子供の頃から挑まれれば断ったことがない。というより、理不尽(自分勝手なことが殆どだが)なことには決して引き下がらないという問題の多い性格なのだ。もっとも喧嘩の勝率は大きく負け越しだったが。

上記の停学になった友人は一年生のときの同じクラスのBY君だった。BY君からはここでは恥ずかしくてオープンにしたくないようなくだらないこと(*)で言いがかりをつけられ、それでは殴り合いで決着をつけようということになった。同じクラスの陰山君に立会人になってもらい、教室の北側の松の木の下で決闘をすることになった。ルールは時間制限なしのボクシングで、どちらかが倒れるかギブアップしたら終了とのことになった。なぜならレスリングのように地べたで取っ組み合いになったり、蹴ったりするとたった一着の学生服が汚れたり破れたりするからだ。
*：一見ひ弱そうな私が反発したので彼は少々困惑したようだった。

それで陰山君の、"始め"の号令で互いに殴り合った。BY君は私よりはるかに上背がありがっしりした体つきだから私は不利だったが、ダッキングとスウェーバックと狙い澄ました左ジャブでどうにか倒されずにすんだ！何分間殴り合っただろうかBY君が鼻血を出したことで衣類が汚れることから陰山君がレフェリーストップをかけて終わった。考えてみれば、高校一年生とはいえ体力的には完全に大人だ。それが素手で殴り合うのだから、当たり所が悪ければ失明や脳溢血を起こしてもおかしくはない。私はかなり危ない橋を渡ってきたことになる！

さて、なぜBY君が停学になったかだが、実はその頃私は別のクラスのZ君に殴られたことがあった。そのクラスに何かの用事で行った際に、机の間に転がっていたカバンにつまずいた。そのカバンの持ち主はZ君で、その場で一発だったが思いっきり殴られた。ボンヤリしていたと反省し黙ってその場を去ったが、そのクラスの幼馴染のAチャンが見ていたようで(これは類推だが！)、担任に伝えたようだ。その話が、私のクラスの担任に伝わり、巡り巡ってBY君との決闘の話になり、BY君が非を認め停学になったという。恐らく担任からはどちらが言いがかりをつけたかと聞かれたのだろう。私には何のおとがめも無かった。何がどうだったのかBY君に聞きたいところだ。同窓会とは別に同級生との飲み会や集まりもあるが、BX君によると問題行動で退学になった同級生は10名をくだらないという。あいつはコーいう問題で、こいつはアーいう問題だったとか、警察ざたから桃色事件なども含め、"エー"という話があって驚いた。そういえば亡くなった親父の当時の話によると、生徒指導の松下先生は警察からの呼び出しがよくあったそうだ。わが校には逮捕された先生もいたが！
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