県議選の説明会に出席した

"選挙に金がかかる"ということの原因が少々分かってきました。私の事例を踏まえて、ひとつひとつ問題点を記述していきます。たしか、説明会では費用に関して前回の県議選だと平均600万近くかかっているとのことでした。(私の耳に問題が無ければ!録音しておけば良かった。)

但し、私は最低限の支出でどこまでできるかやってみます。いずれ収支報告書を公開したいと思います。
●県議選の説明会に出席した 2015/03/14

過日県庁ホールで県議選挙の候補者向け説明会が行われた。実は、当日午前高校の先輩から「今日は県庁で説明会があるけど忘れてないね?」との連絡があり、「勿論ですよ!」と答えた。金欠病にかかっていることから、安い駐車場を探すためちょっと早めに行った。県庁から歩いて10分くらいの時間100円のコインパーキングを見つけてそこに車を停め、県庁裏のうどん屋で500円のてんぷらうどんを食べてホールに行った。一円でもコストを下げるために少々歩くことは厭わない幼児期から叩き込まれたケチケチ精神は、この歳になっても変わらないことに我ながら驚く!

さて、30分前にホールに着くと殆どの人の受付は終わっていたようで、私の地区の受付に並ぶ人は一人しかいなかった。なぜか分からないがその人の受付に結構時間がかかり私の受付が始まった。不思議なことに、私の申込書を覗き込む人がいる?変な人だなと思ったが、実は新聞記者だった。下馬評に挙がっていた全員の出馬表明が既にされており、これから出馬表明(*)などと言うのは私くらいだったようだ。記者は写真を撮りたいというが、直ぐに説明会が始まるので「終わった後で」と伝えたところ「記者室で」との返事。
 *:実は3年前に出馬表明していた!但し、友人知人に対してのみだが。

説明会だが、分厚い資料がたくさん有り、始めての人はとまどうだろう。私は資料の読み取りなどに自信があったが、短時間に初めて読む資料の理解は困難だった。(*)最初に警察や郵便局などの代表から説明があり、「質問は?」とあったから、選挙カーのことを聞いた。すると、詳細はこの後でとのことだった。つまり、当局の代表者は概要を述べ、詳細は選挙管理委員会からであった。私は、このような席に出たことが無かったから、素直に質問してしまった。あの場にいた人は、ほぼ全員前回の説明会に出席していたということだろう。3時間近くの説明会だったが、質問したのは私一人で、それも「…失礼しました!」で締めくくることとなった。ああフライング
 *:こういう事情で選挙コンサルタントなる職業が存在するのだろう。あらゆる事務処理やら、当局への申請、自動車の手配など、まるで行政書士の仕事のようになる。

さて、説明会が終わって会場から出てくると件の記者が待ち受けていて記者室に誘われた。そこでは、各社の記者が待ちうけ写真を撮られた。記者からは「日を改めて背広とネクタイで撮りなおしませんか」との提案があった。実は、写真を撮られるなど想定してなかった私はスェットシャツとチノパンの普段着だったのだ。説明会場でザット見渡したところ200人くらいの参加者があったが、普段着は私一人だった。タレントのように着飾った美しい女性候補もいたが、まるで私は彼女に対抗するかのようなみすぼらしさが目立つ衣装だったのだ!記者の提案に対して、「着る物で選挙結果が出るようでしたら、それは私の意見が的を得てないということだから」と言い訳にもならない言い訳で納得してもらった。つい先日四国新聞にその時の私の写真が出ていたが、大勢の候補者の中でも私はとりわけ貧相だ。衣類のせいでなく土台のせいか?
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