選挙中のこと

選挙期間中のことですが、結局連呼して廻ることはありませんでした。性格的には恥ずかしがりやであがり症だったので、過去に大勢の前で叫ぶことは皆無でした。

追記:2015/4/20 

東浜のKさんは、「たった一人で夜遅くまでよくやってたね」との言。知り合いからは見られていたのだ。
選挙中のこと 2015/04/14

2015/4/3
初日は朝一番に東かがわ市の市役所で立候補受付、抽選の結果3枠(選挙掲示板の3番にポスターを掲載)、その足で直ちに高松の香川県選挙管理委員会に選挙広報の掲載申し込み。他の候補者は別の人が朝一番で県の選挙管理委員会に申し込みに行ったようで。私が県庁に着いた午前11時頃には全ての申し込みが終わっていたようだ。しかるに私の選挙公報の枠は5枠だった!いずれの申し込み場所にも候補者本人を見かけなかったが、あらゆる作業に人員を配置することが選挙の常道で、私のように何でも自分でやりたがる人は皆無のようだ。最も、資金的問題にも起因するが。

選挙事務所に帰る途中長尾の郵便局で選挙運動用法定葉書の交付を受けようと思っていたが、チェックなどの手続きに時間がかかるので午後にして欲しいとの連絡があった。それで一旦東かがわ市の事務所に帰って、返事を待っていた。準備が出来たとの連絡で8000枚のハガキを取りに行った。結局初日は上記の準備で終わった。それでも事務所から見える看板にはポスターを貼った。最低これくらいはやってないと「やる気なし」と取られかねないからだ。それから数日は晴れた日はポスター貼り、夜は深夜までハガキ印刷にかかりっきり!

選挙ポスターの貼り付けは、私以外の候補は公示日3日金曜の午前中に全て貼り終わっていたが、私のポスター貼り付けスタートは3日午後と4日土曜日に雨が降ったこともあり実質日曜日からだった。上記のように公示当日は全く時間が取れず、雨にも悩まされた。次の日、土曜日は朝から雨だった。ポスター貼り付けにはご近所の方が手伝ってくれたが皆さん仕事があるから金、土曜は動けない。そこで、二日遅れの日曜日から貼り付けになったのだ。ところが、土曜日に私のポスターのみ全く貼れてないことを見て、近くに住む全く知らない人が手伝ってくれるという。この方のおかげで事務所近くの十数か所は土曜日の雨の合間を見て貼ってくれていた。

ハガキの準備が出来たのは8日の3時、それでも7000枚だった。時間切れだが、これでハガキは終了。ハガキ印刷の決め手としてキャノンのレーザープリンタを準備したが、なんとインクジェットと同じスピードだった。恐らく、ジャミングを避けるためスピードを制限しているのだろう。それにしても、これは誤算だった。4年後再びチャレンジするならば、格安のインクジェットプリンタを数台買い、並べて運用したほうがトータルは安くつく!あらゆることに経験は重要だ。ただし、年齢的にも気力体力資金力的にも再チャレンジは無いだろうが。

2015/4/9
高校で物理を教わった間島先生から電話があった。先生との会話は親父の葬儀の時以来だった。私が配った資料を読んだとのことで「鎌田君の言うとおりだ!」との話に勇気を得た。奥さんからも「紳チャン、頑張ってね!」との激励があり、本当に嬉しかった。私が子供の頃、先生は我が家のすぐそばに住んでいて私は先生の家の廻りを駆け回っていたのだ。高校の時には、科学部の顧問をされていてそこでもお世話になった。

別の人、田高田の鎌田さんという人から電話があり、我が田舎の鎌田姓は元々3つのオリジンが云々との話を聞いた。鎌田姓としては我が故郷で有名な鎌田虎太郎という人がおり、母校の前身の旧制中学校の誘致の際に土地を提供するなど村のための様々な基盤に私財を投じたことで知られている。残念ながら我が鎌田は、虎太郎氏とは異なる家系だ。我が家系で自慢できるような話は、親父や祖父からは何も聞いてない!今回選挙に出たことで、私の全く知らなかった情報が得られることとなった。

引田の安戸池近くのポスターが貼り漏れていて、貼り付けに行った。たまたまそのポスター板のそばで道路の計測作業をしていた女性がおり、選挙の話になった。彼女は既に投票を済ませており、私以外の誰かに投票したそうだ。しかし、まだ彼女の娘さんが投票してないので、私を推薦しておくとのこと!リップサービスかも知れないが、それならば自身が他の候補に投票済みとは言わないだろう。私が配った資料は、彼女の手に渡ってなかったそうだ。そもそも1万数千世帯のうち、6000枚しか資料は配れてないのだから当然かもしれない。なお、彼女は選挙公報を読んでないとのことだった。

選挙中のことだが、選挙事務所に二人のおかしな人が来た。一人は薄曇りだのにサングラスをかけた60過ぎくらいの背が高く痩せた男だった。政見を聞きたいだの、市の人件費は30億でどうだの、脈絡の無い話が続くので政見はビラにありとそれを見せ帰ってもらった。一昔前の選挙のように選挙事務所に酒と折り詰めが用意してあるとでも思ったのか?それとも対立候補が私の動きを牽制するためか?もう一人は、70くらいの男が白の軽トラをいきなり事務所のドアの真ん前に停めて「市長選に出ればいいのだ!」とわめきだした。それで「何の用か、貴方は誰だ」と聞いたがバタントと戸を閉めて帰っていった。念のため、ナンバーをメモってある。先輩から聞いてはいたがおかしな奴がくるぞとの予言は当たり「おかしな事があれば、直ぐに警察へ」とのことだったが、それは無かった!

追記:2015/4/20 

いつも事務所の前を通る横内のMさんと東浜のKさんとで長い立ち話になり「自分達に比べればあんたはまだ若い。再び出よ。」とのこと。4年計画で選挙資金を貯めることにした!出稼ぎ再開要か?
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