選挙の総括
偽らざる気持ちとして427人の方に感謝いたします。今後の市の発展を見守っていきたいと思います。(但し、うち1票は私自身ですが。)
追記:2016/6/7
いささか旧聞に属しますが、次回の選挙に向かってのメモです。
追記:2016/6/9
さらに思い出したことをメモとして。
追記:2016/6/15
さらに思い出したことをひとつ。
追記:2016/7/8
ふと思い出したことです。
●選挙の総括 2015/4/13
祖父との約束は果たした。私にできることは全てやったからだ。トップ当選の松村氏は市役所OBや商工会、地元選出国会議員などの支援を受け万全の体制だったとのこと。特に、公示以前に国道沿いの選挙事務所前を通った際に、濃いピンクのユニフォームを羽織った運動員が並んで国道を通る車に手を振っていたのには驚いた。私には、選挙を手伝ってくれた近所の人に国道で手を振って欲しいとはとても言えない!もっとも資金的に国道沿いに選挙事務所を構えたり、大勢の人を動員することは不可能だったが。この時点で実質的に選挙は終わっていたのだ。私の場合、ある先輩からは「お前は素人だから当局に最も目をつけられるぞ」との注意から、一切の行動を控え当URLの更新も選挙期間中は止めていた。
掲示板だ。少々貧弱だしコストもかけてないが、十分に主張したつもりだ。鮮明カラーの大きい画像という常道からはかなり外れているが。
*2015/4/16 写真を追加
さて投票結果を以下に示す。
松村秀樹 (無所属) 6,170
花崎光弘 (自由民主党) 3,870
砂川保 (社会民主党) 3,565
安倍正典 (無所属) 2,257
鎌田紳二 (無所属) 427
無効票 242
投票総数 16,530
有権者数 28,216
投票率 58.4%
この427票をどう見るかだが、私には大変ありがたい数値だ。少なくとも、私のビラを読みそれに賛同し私の名前を書いた人が427人いたのだ。知人の読みだと、二桁とか百数十もあり得るとのことだった。彼は過去に選挙カーの運転を手伝ったことがあり、ある程度この町の選挙が分かっていたからだ。427という数字は私には一生忘れられないものとなった。供託金もその他の費用も一切帰ってこないが、引き換えにこの数字をもらったことになった。なお、今回の費用は、供託金の60万円と選挙カーなどの24万で、84万円で納まった。24万円は従妹からの寄付金だ。ただ、選挙カーでの連呼はそもそも住民に迷惑だと考えていたので、実際は看板をつけて走っただけ!ガソリン代は、給油1回分5000円のみだった。さて、選挙の収支報告書は公文書として公開されるが、このブログにも公開しておこう。将来、私のように県議選に出ようという方には参考になるかも!むしろ選挙はやめておけという警鐘とならないことを望むが。
私への投票率は2.58%、百人のうち2.5人が入れてくれたことになる。一方、無効票の242に着目すべきである。つまり、わざわざ投票所に行って上記5人のいずれもが気にいらないと宣言した人が百人に一人以上いるのだ。もし私の票数が242より少なければ、私は二度と立ち上がれない程打ちのめされただろう。いずれにせよ私の選挙は終わった、殆ど全ての作業を自身でやったので選挙コンサルタントをできる程の知識を得た。ただ、習得したのは当選するための戦略でなく単に事務作業ではあるが。しかし、経験を通じ分かったことは我が故郷では一秒でも長く大きい声で連呼し、一人でも多くの人を動員できる組織のバックアップが得られる候補者の順に票数が多く有利だと言える。結局は金がかかるのだ。一方、他県の選挙も含めざっと見たところ私はたった一人の供託金没収のようだ。選挙制度は少しずつ変化しているが金がかからないよう望む。それには、システムを変えるしかないだろう。例えば、連呼でなくディベートの場を選挙管理委員会が提供し、そのデータを逐一ネットで公表するなどである。当市では税金を使って各家庭に光回線を引いたが、現状では有線放送レベルの使われ方のみだからだ。資金力で結果が決まる選挙を変えるべきとは、負け犬の遠吠えとも聞こえないこともないが。最後に、私に投票してくれた方々に敬意を表し深く感謝いたします。
選挙公報(公報だから著作権問題は無いと思うが、問題があれば御指摘を乞う。)
senkyokouhou_higasikagawashi.pdf
県に提出予定の収支報告書(供託金を含め約84万の出費)
syushihoukokusyo.xls
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追記:2015/4/14
本日、香川県選挙管理委員会に収支報告書を提出した。金の出入りが少ないので簡単に作成できたが、修正が求められた。選挙が始まる前は準備、選挙が始まれば選挙運動との分類とのこと、費目などは簿記の仕訳を少しでもやった経験があれば簡単である。修正分のみ追加した。
syushi-houkokusyo.pdf
kamoku-bunguhi.pdf
追記:2015/4/16
収支報告書作成を手書きでやるとそれだけで大変時間がかかる。間違いの修正などを考えれば、私には手書きは考えられなかった!なお、電子ファイルは望めば提供されるが、フォーマット(印刷のための雛形)のみで合計やマクロなどは定義されてない。但し勿論手書きよりはるかに楽だ。次回の選挙では無理かもしれないが、マイナンバーが拡張され選挙運動資金や支出なども一発で県のサーバに送れるようになることも決して夢でない。むしろそうならなければ選挙にかかる経理面のコスト削減は困難だろう。
追記:2015/4/18
落ち着いたら"あとがき"をと考えているが、市長市議選が終わってないので差しさわりのないことから書いていきたい。いずれ全てを書くつもりだが。
追記:2015/4/27
市長選が終わったが、私の予想が外れた。県議選の結果から元行氏が1000票差で勝つだろうと考えていたが、藤井氏や市議が県議選に投票しなかった人に呼びかけたことが違う結果となった。私の母は93才で現在施設で暮らしており、一人での外出は不可能だが、その母にさえも投票してほしいと連絡があったという。しかるに投票総数は16,530から19,163に上がり、その増加分の多くが年長者であった(*)から藤井氏が476票差で勝てたということとなろう。
*:年齢別の投票データなどがあれば明に分かる。何でもオープンにすることが良いとも限らないが、はたしてこの程度の情報開示はどうなのだろうか?
四国新聞によると、藤井氏は
「市の一番の課題は若者の流出。それは逃げるわけにも避けるわけにもいかない。短期的な成果を求めるものと、長期的なスパンで進めるものを同時にやってこそ効果が出ると思う。3期目はもう少し個性を出し、真っ正面から取り組みたい。」
とのことである。なぜ若者流出防止策を8年前に市長になった時からやってこなかったのかを問いたい。さらに、上記発言には数値目標も具体的施策もないことから、寝言のように聞こえるのは私の勘違いだろうか?我が故郷の凋落が止まるところを明日にも見たいものである。一方、いつ倒れてもおかしくない老齢の私自身も早々に個人的な対策を取りたい。
投票結果を以下に示す。
元行馨 9142
藤井秀城 9618
無効票 403
投票総数 19163
有権者数 28216
投票率 67.9%
追記:選挙違反の申し出 2016/6/7
選挙の際に明らかな選挙違反になることを持ち込まれたので、少々遅いがメモとして追記しておく。
・ある人が事務所に来て「自分は50票を持っているが、一票5千円でいいよ」と提案してきた。勿論言下にお断りしたが、そもそも50票で何ができるというのだろう?選挙違反をしてまで受かりたいとは夢にも考えてなかったし、直接的な選挙違反の勧誘だったので、大変驚いた。
・ある人が事務所に来て「選挙のお手伝いをしたい」という。それで是非お願いしたいと思ったが、よく聞いてみると日当が欲しいが領収書は出せないという。これは、明に選挙違反なのでお引き取り願った。県の説明会でもらった冊子"選挙の手引き"をじっくり読んでいたので分かっていたが、ぼんやりしていると対抗陣営の罠に完全に引っかかっただろう。
追記:新聞記者からの問い合わせ 2016/6/9
・公報が配布されて間をおかず、A新聞の記者から電話があった。その内容は『鎌田さんは富士通でなく、富士通の子会社に入社したのではないか?』というものだった。親会社だと言うと、間違いないかと念押しされた。典型的なタレコミだろう。なぜなら記者自らが疑う内容ではないからだ。私に関する欠点を探している人がいたようだ。誰だか想像がつくが!さて、広報に掲載する経歴だが虚偽があれば失格だ。そのようなことを私が知らぬ訳も無く、高校生の頃から知っていた。もう何十年も前の事だが、香川県の知事だったか国会議員の選挙で、大卒と称して出馬したがそうでないことがバレて失格した人があったからだ。
・近くに住むある人から「供託金は返ってきたんやろ!」と聞かれ「没収や!」というと、なんだか焦った態度でさっと裏に行った。このようなウソも私の周辺で撒き散らかされていたようだ。先輩からは「根も葉もない悪い噂を撒き散らかされるぞ」と聞いてはいたが、落選してからも言われるとは思いもしなかった。恐らく私の耳に入ってないことが多々あると思う。選挙には利権がからむから、このようなことが起きるのだろう。
追記:税務監査 2016/6/15
選挙の直前だったと思うが、長尾税務署の係官二人が選挙事務所を兼ねる私の会社TokyoPeaks株式会社にやってきた。なぜか何の連絡もなく来訪した。見た事もない人がわが社の戸を開けようとする。勿論お客さんかと思いすぐに開けた。通常、私は事務所にいても内側から鍵をかけたままにしている。彼らは、税務署から来た旨を言い、書類を見たいという。実は当社は社長の私に給与を払ってない。当社は大赤字で私に給与を払う余裕が全くなく、設立来の累積損が1000万を超えている。そういうことから、給与が払えないのだ。しかし、会社であるかぎり給与を払わなければならず、それを払わないならば、その旨を毎年取締役会で議決し、書類として残しておかなければならない。会社法で規定されているのだ。勿論、会計士ならば常識だろうが私がそこまで経理を理解しているハズもないが、最初の年の決算の前にこの事を長尾税務署に相談に行った。その際に税務官から指示されたことから分かっていたのだ。もちろん我社に来た査察官二人は一枚の議決書を見て帰っていった。
よく考えてみると、これも選挙妨害だろう。なぜって、わが社のBSとPLはこのホームページに公開しており、これを見ると社長給与が支払われてないことが分かる。恐らく対抗勢力が我社のBSとPLを徹底的に調べ何かの問題点を見つけ「とっちめてやろう」とタレこみをしたのだろう。なぜなら全く売り上げが立たない我社の、それも単に書類上の問題を、忙しい税務署が二人の査察官を送り込む必要がないからだ!査察官はソファーに座って直ぐにこの書類があるかを聞き、見せたらすぐに引き上げた。私は日常生活どころか、会社経営までをも監視されていることになる。考えすぎだろうか?
なお、わが社は会計士を雇うだけの資金力が無く、私自身で経理もやっている。
追記:後だしジャンケン 2016/7/8
都知事選挙で「後だしジャンケン」がどうのこうのと各候補者の思惑が垣間見える。これで思い出したことを記しておく。私自身が選挙に出なければと動き始めたのは会社勤めを終えた頃だ。その時から家族や友人に相談してはいたが、「後だしジャンケン」という選挙用語は全く知らなかった。選挙の数か月前からビラ配りをしたが、ある日事務所に高校の先輩が訪ねてきた。「ビラを読んだが、県議・市長・市議のどれに出るのだ?」と聞く、それで県議だと伝えた。その時先輩は私に彼自身が県議選に出るとは言わず、締め切り当日になって届け出た。当日、市の選挙管理委員会に私が行くと、てんやわんやの大騒ぎで受付が30分ほど遅れた。私は自身で選挙事務をやっていたから、それが終わり県の選挙管理委員会にも行かなれけばならず手痛いロスだった。なお、選挙結果だが、先輩も落選した。最下位は私だったが!
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