格安スマホにして

今日の日経に"格安スマホはや寡占"とあり、大手系が別名で販売するSIMが5割とのこと。今後は従来型の携帯は製造されないそうで、否が応でもスマホに移行していくでしょう。勿論、その便利さに慣れれば携帯に戻れないと思います。決定的な違いはアプリをダウンロードできることでしょう。
●格安スマホにして 2017/6/10

携帯を手にしたのはかなり前だが、富士通に勤めていた時の社給携帯が初めてだった。勿論当時も今も富士通は携帯電話を製造しており、その在庫を幹部社員に配っていたのかも知れないが!営業部門は重要な顧客対応部門だから最初に全部員に配っていたようだ。当時ある事業部にいたが、事業部長が最初の一台を手にし、さて性能はどんなものかと夜間に近所をそれを持って喋りながら散歩したとのこと。怪しまれるので、犬を連れていたそうだ。私は事業部長の真ん前に座らされていたので、事業部長の話は筒抜けであった!ふと頭を上げると事業部長と目が合うので居心地は最悪だった。前置きが長いが、結論を言えば格安SIMにして毎月6000円以上から2000円以下になった。その経緯である。

会社を辞めた時に自前の携帯を買ったが、当時最も安かったSAMSUNのシンプルなものだった。会社の帰りの乗り換えの際、大井町の電気屋で買ったのでよく覚えている。小さく軽く重宝したのだが、電池が消耗し、純正でない電池に変えたところ本体が壊れてしまった!さてそれ以降、電池が弱ったり二年経った際など、様々な契機で取り換えたが、数年前携帯からiPhone4sに変え、さらにiPhone5sを数年使ったが毎月6000円超の通信費と海外に行った際に高額な通信料を請求されたことを契機に格安スマホ(HUAWEI)と格安SIM(FREETEL)に変えた。今のところ、通信費は毎月2000円程度である。但し、電話は月に数回、SMSは数通、データ通信はLAN,WiFiのみである。つまり、自宅ではLANに繋ぎ、屋外では必要に応じ駅やマックなどでWiFiを使い、緊急時は"データ通信をONにしてG4(*)に繋ぐ"というポリシーである。しかし駅やマックのお世話になったことは今のところ無いが!
*:通信方式の一つで現在データはほぼこの方式で送受されている。

つい数か月前にインドネシア(*)に2か月滞在した際も、この値段の1500円増しくらいだった。勿論、国際通話は数回だが。SMSは家族間の安全確認のため20通くらい使った。
・日本向け:380円/分(着信155円/分)
・SMS:100円/通(着信無料)
である。国際通話は緊急時以外使わないので通常は無視できる価格だろう!なお私が使っているFREETEL SIMだが、ドコモから回線を借りており、従って上記価格はドコモそのものである。さらにFREETELのSIMはドコモの携帯やスマホにも使えるようだが、その機種は限られており、今のところメリットは少ない。もし家族や知人が買い替えで廃棄するスマホがあれば、格安SIMが使えるかどうかをチェックする意義はある。
*:インドネシア(バリ島)ではホテルやレストランは勿論、民宿レベルまでもWiFiが普及しておりスマホやPCの通信料は考えなくてよい。

結論だが、資金力のある人はあるがまま何も考えなくてよい。通信費を下げたい人で、自宅に光、ADSL、CATVなどインターネット環境のある人は格安SIMにすべきだ。また通勤電車でLINEやWebを閲覧する習慣が無く、時々インターネットにアクセスする人も格安SIMで十分である。勿論必要に応じてWebを見る程度だと毎月5000円にもならないからだ。勿論この場合、アプリが勝手に通信することを止めるなど少々設定に工夫が必要である。私の場合上記の値段で済んでいるのは、自宅での通信はPCが主で、寝床でふとネットをスマホで見る程度である。その接続も自宅のLANだからコストはかからない。今の私のスマホはHUAWEIという中国の会社の格安品でコジマの棚ずれ品を10000円で買った。勿論SIMフリーである。巷には格安SIMはどれが良いかなどの本も何種か発売されているが、結局コジマの店頭でFREETELを選んだ。実は家内のスマホも同時に格安SIMに変えたので、コストは月に一万円減である!
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