重力波観測にノーベル賞

重力波とは何ですか?と尋ねるとだれにでも分かるように説明できる人はなかなかいないと思います。科学雑誌などで詳述していますが、私のようなおバカさんにはピンときません。残念!

追記:2017/10/17

アインシュタインを揶揄するつもりはありませんでしたが、私の記憶も相当におかしくなっている証拠でしょう。このところの様々な自身に起きる状況を鑑みるに、あの世がどんどん近づいてきていることをひしひしと感じます。ただ、80近い親しい知人は二人乗りの真っ赤なスーパーカーを乗り回しており、個人差ですね!

●重力波観測にノーベル賞 2017/10/4

"重力波とは何だ"と言っても私が数行で誰にでも理解できる説明ができるハズがない。これはこれまでアインシュタインの一般相対性理論がベースの仮説だったが、それが実証(実際に観測)できたのだ!なお、アインシュタイン自身も重力波について否定していたとの記事をどこかで読んだ記憶がある。いずれの説もそもそもは超天才の頭脳に内在する数式に包含される物理現象であり、理論物理学と言われる由縁でもある。

さてこの実験方法は、直角に交差させた起点から光を発信した場合、重力波が来ると光の到着時間がずれ、それを測定するそうだ。ただそのずれは太陽と地球の距離に換算して水素原子1個分だという。これを現在の技術で測定することが出来たことが素晴らしい。バカな私からすればどうしたらそのような大変小さい違いが分かるのか見当もつかない。もっともそれを成し遂げたからノーベル賞となったのだ。これに使われた光はレーザー光だというから、電球の光などと異なり位相の揃ったものだ。それをうまく使って超微小な差分を認識したという。いずれこの技術が何かに応用され人類に益を与えることもあろう。それが科学というものだからだ。

大学で理系に進むと物理学は必修科目である。そこでは勿論一般相対性理論も習うが実のところどれだけの学生がそれを理解したかは分からない。勿論私はやっと単位が取れた学生で、どうにか教科書の要点を暗記してそれなりの数式を書けるレベルであった。実はいまだに数式と物理的現象がピンと来ない。もう50年以上前の話だが、回路理論のように結果が目に見えるものはどうにかなったが、理論物理学的な話はトント蚊帳の外だった。

今年は日本人の受賞は無かったが、今後も期待できる人は多々あるようだ。我が同胞が受賞するのは嬉しいものだ。なお、日本生まれの英国人であるカズオ・イシグロ氏が文学賞を受賞したが、受賞会見を見ていると完璧な英国なまりの英語を喋っていた。彼の弁だと日本語の多くは失ったようだ。少々面白かったのは、幼児期お母さんとの会話が多く、今でも女性の会話は聞き取れるとのこと。
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追記:アインシュタインは予言していた 2017/10/17

今朝の日経の社会面を読んで間違いに気づいた。アインシュタインは重力波の存在を100年前に予言していたのだ。私のうろ覚えとアインシュタインの予言のどちらを信じるかだが、勿論アインシュタインだろう。この記事を読み進めるに、この観測による結果から金や白金など鉄よりも重い物質は中性子星の合体により誕生していた可能性が高いそうだ。鉄を金に変えることができれば私も大金持ちになれる。この技術の核は、中性子の合体だそうだが、恐らく永久にできないと思う。しかし原子爆弾が実用化されたのだから将来なにが起きるか分からない。もしそうなれば地球の爆発だ!歴史をかいま見れば科学技術の進歩は人類に恩恵を与えたが、殺戮にも大いに手を貸している。はてさて?なお、この記事の最後にジョージア工科大のローラ・カドナティ教授が「この規模の現象は(1銀河当たり)8万年に1回も起きない」と言ったとある。それだと宝くじなみだと思ったので銀河の数を調べてみた。NASAによると、観測可能な宇宙の範囲内にある銀河の数は2兆個だそうだ!
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