ロードスターの車検

車の維持にはコストがかかり、危険性もありますが、走る楽しみには変えられません。アクセルとブレーキを踏み間違えないよういつも祈っています。先日、大学の同級生6人と飲んでいて、「実は俺、踏み間違えたことがあるんだ!」というと、一人が「俺もだ!」と言った。事故で報道されるのは決してマイノリティではないということでしょう。

・2021/11/08

あっと言う間の二年でした。この歳になると、本当に時間感覚が希薄になります。いやですね!

・2021/11/09

単に備忘録的ですが、ちょっと思い出したこと。

●ロードスターの車検 2019/11/21

新車で購入して3年、あっという間の車検だった。たった1万Kmしか走ってなく、運転具合など何の支障もない。いつもと同様に下回りを洗車、とは言えどもこれまで近所のコイン洗車場でやっていたが、今回はハードオフで買った4000円の中古高圧洗浄機を使って自宅でやった。よく考えれば数回で元が取れるし、汎用性もある。まずは、なんでもかんでも自分でという子供の頃からのポリシーだ。

今回も神奈川陸運局で検査を受けたが、問題は前面ガラスに貼られたステッカーだった。前面シールドの定期点検云々のステッカーを指摘され、剥がした後に車検ラインを再通過した。これはウインドシールドの左上方に張り付けられた丸いステッカーで何年何月に定期点検したというものだ。そもそもこのステッカーは車検上は求められてなく、むしろこれを貼っていると逆に前面視界の妨げになり、車検に通らないようだ。しかし、これまで40年でこれを指摘されたことは始めてだったので驚いた。いずれにせよ今回剥がしたので、今後この問題はない。

今回の車検は新車を購入して初めてなので、光軸のズレ以外は問題ないと思っており、実際何もなくホットした。たまたま今日Webでロードスターの記事を読んでいたら、米国のコンシューマレポートで最も信頼がおける車だとのことだったので、これから先のメンテナンスのことを考えて非常に安心した。この車の前は新車で買ったトヨタのMR-Sだったが、中枢機構に問題があると言われ修理に2週間もかかったうえに数十万の費用がかかり、さらにおかしくなりさらに数十万とのことで結局捨てた。もうトヨタは懲り懲りだ。車は命を預ける装置だから、信頼性が第一だろう。なお、このロードスターの3年間のメンテナンスは、タイヤの空気圧調整やオイル交換のみで、全く故障のない良い子だった。走行距離は3年間で1万Kmだから、理屈上は100歳まで使っても10万Kmは届かなく、安い買い物だったとなろう。今後何年運転できるか、むしろ明日で終わりかとも思うが、最後は孫のおもちゃに進呈したい。その頃には、ガソリン自動車は博物館行きだろうか?

さて手頃なサイズと価格の我が国のオープンカーはロードスターしか無い。この車が全世界でベストセラーとなっていることは、性能は勿論そのサイズと手頃な価格だろう。資金力があればNSXやフェラーリもいいが、貧しい私に現実的なものとしてはロードスター以外に無い。話は変わるがつい2ヶ月前にドイツを40日間一周したが、私と同型のロードスターはたったの一度しか見なかった。イギリスでは2年前に60日間一周したが、同型のロードスターを何度も見た。ドイツにおけるスポーツカーはベンツやBMWが幅を利かしており、日本やイタリアの格安スポーツカーはいまいちのようだ。単に素人の見解に過ぎないが!
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・二度目の車検 2021/11/08

今日の午前中、ロードスターの二度目の車検を池延の神奈川運輸支局で受けた。たかだか半年前にフィットの車検を受けたので諸手続きは忘れてないだろうと思っていたが、結局右往左往。加齢ですな!ただ前回と異なり、車検場の改修が完了し、駐車場にも余裕があり、書類を持ってあの建物この建物とうろうろしなくて良くなった。3番の建物に入り、入口から順に奥に作業を進めればよい。ただ私はうろうろしたが!次回こそは素直に行きたい?但し、二年も先だから加齢による忘却が怖い。肝心の検査は合格。

今回の車検で驚いた、むしろ嬉しかったこと。少々早く行き過ぎたようで第一ラウンド(*)の検査時間がまだまだ終わってなく、また検査待ちのキューも短かった。すると受付をしてくれた女性が検査ラインを見て「今並べば検査をしてくれると思います」と言った。それでラインに並び検査官に問うと「いいですよ」で検査が始まった。考えてみればその日の予約をこなすには、早く処理したほうが検査側にもメリットでしょう。

さて、検査前の自己チェックだが、いつものように下回り、特に足廻りを高圧洗浄機で良く洗ったのみ!もちろん毎日走っているから万一ガタや出力低下やオイル漏れがあればすぐ専門家の点検修理を受けるが。タイヤは行きつけのスタンドの女性従業員から、まだ溝が残っているが5年経過は取り換え時期と勧められ交換。オイルは18000Kmで交換したばかり。購入から5年たったが、走行距離2万Km。間違いなく死ぬまで使えそうですね。
*:私の予約は第二ラウンド、一日の検査を4つのラウンドに分けて平準化している。

・一晩寝て思い出したこと、メモも含め 2021/11/9

私の一台前の検査中の車(セレナ)もユーザー車検でハザード(*)が点いていた。ところが、サイドスリップテストで何度も落ちた。検査官はどうしても通してあげたかったようで、検査機を箒ではいたりして最後に通った!恐らく相手が業者なら「調整し直してください」と言うだろう。調整点がギリギリだったと思う。サイドスリップの調整は、測定器が無くとも車両全体を上げて4輪の角度を測り調整することでできる。ただし、勿論工具(大きいスパナが二本、精度の高い巻尺、平らなコンクリート面があればどうにかなる)があり、自動車いじりが好きでないとやらないだろう。実は私は一度サイドスリップで落ちたことがある。何十年も前三菱ミニカの550ccだったが、溝に落としたことが原因だった。無理やりハンドルを回して溝から持ち上げようとすると、トーインもキャンバーも狂ってしまうのだ。
*:今まで40年自分で車検を受けたが、どこの車検場もユーザー車検の車には検査官が認識できるようハザードを点けさせている。

今回の車検費用は、
自賠責:20,010円
車検書類書き込み手数料:800円(自分で記入するより頼んだ方が安くて速い!)
重量印紙税:16400円
検査登録印紙:400円
審査証紙:1800円
計:38610
但し、車両の健全性は自身で確認したので、人件費・新タイヤ・オイルなどは別途計上。
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