自賠責保険の闇

●自賠責保険の闇（事故の加害者となり私の自賠責から保険金が引き出された）　2022/08/31

自動車を所有する人に、自賠責とは何かを説明する必要はないだろう。我が国を走る全ての車両に義務付けられ(*)最低限の補償をする保険である。勿論、事故における損害はこれを超えることがあり、それを補償する任意保険がある。なお当方は対人対物無制限の任意保険に加入しているが、若いころ大事故を起こし100万円くらい保険のお世話になったことがある。それ以来、古希を超えた今でも事故を大変気遣っており、過去に物損事故で3万円くらい引き出した以外保険適用の憂き目を逃れていた。ところが今回私が加害者扱いされ私の自賠責から保険金が引き出されたので、その経緯など我が国のドライバー諸氏に対して伝えておこう。
*：車検が無い又は車検が切れた車が走っている場合もあり、こればっかりは保険も無くどうしようもない。

今回の事故の詳細は、別のエッセー「題目：車談義の●事故・ドライブレコーダ・車両保険　2017/11/10」に詳述した。裁判所の裁定（示談の推奨）では、相手過失が9割で車両損傷の9割分の賠償を相手保険会社から受け取った。そもそも相手の過失が9割なのになぜ私の保険から引き出されるのだ？私の自賠責、損保ジャパンからは「・・・当社から人身傷害保険会社へお支払いしました。・・・」とあり、その通知書を掲載する。その内容は「ババサトシ様」と「カスヤアキラ様」にそれぞれ11万3898円と22万5830円が支払われたとのこと。

なお、これに先立ち損害保険料率算出機構（自賠責に関する見積もりや支払いを算出する団体）から問合せがあり、私は「絶対に払いたくない。不払い訴訟するなら裁判に立つ。」と記載したが、結局私の保険から相手に支払われたとの通知。既にシンタニハヤト様に17万6474円支払われたとの知らせがあり、結局相手側9割の過失で当方の保険から合計：51万6202円(*)が引き出されたのだ。自賠責保険額が高いのは、このような連中に支払われているのだろう。
*：今後彼らの名前を新聞などで見ることがあれば、すぐに通報したい。



　　　　　　　　損保ジャパンから届いた支払った旨の連絡

結論として、ちょっとカスルような事故でも、まず警察に連絡し事故証明(*)を取る。その際、警察は人身事故かどうかを聞くが、人身事故でなければ細かい現場検証はしない。後日、首が痛いだの気持ちが悪いだのと言い、会社を休み病院で診察を受け自宅療養する。その際、医師は患者の申告どおり診断書を書くようだ？すると保険会社から休業補償と医療費などが支給され、上記の51万6202円となる。当方担当の奥田弁護士にも聞いてみたが、事故当日は黙っていてそれ以降に「いたいいたい」と病院に行き仕事を休めば上記の金額が支払われるとのことだ。恐らく、このような保険金詐欺は多くの邪悪な人の常識になっているのだろう。なお、皆さまには楽なお小遣いだと真似をしないようきつく願う。これは詐欺ですぞ。
*：当日警察官は三人現れ、1時間近く聞き取りをし調書を作成したが、その調書を見てみたいものだ。もし当事者である私に開示請求できるようならここに表示したい。なお当日は強い雨の降る日だった。

・自賠責刷新運動について
今回の私の保険金支払いは、なぜ自賠責保険額が(小型車で年間12,700円(*))そんなに高いのかの傍証である。恐らく過去全ての支払いを吟味すれば、おかしな支払いが多々あるだろう。上記のような場合は、警察の調書も医者の診断書もオープンにして、不正を是正し住みよくコストのかからない社会にしたいものだ。今回私が支払った51万を含め、警察官の人件費、任意保険で払った裁判費用・弁護士費用、さらには保険機構と保険会社の人件費などを鑑みれば楽に100万を超えている。私は自賠責党を作り国会に議員を送り込み、善良なドライバーの自賠責保険額の削減を進めたい。同意される方は連絡を乞う。
*：新車登録の車検時には27,770円払うが、年間換算で12,700円。ちなみにバスは28,380円で、車種に応じた実際の事故率で決められている。
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