猪瀬氏の5000万円は犯罪では?

猪瀬都知事は、徳州会の徳田氏からの5000万円について"滑った転んだ"と仰ってますが、そもそも評論家であり、世の中の問題点を指摘し是正を促す人にしては往生際が悪いと思います。彼には見事に騙されました。

追記:2013/12/19

今朝のテレビでは、猪瀬知事の引退会見が行われています。"晩節を汚さない"とのことですが、辞めたから全て許される訳ではないと思います。

追記:2013/12/24

猪瀬氏は「生活の不安」解消のため、「都庁の想い出」など出版されるのでしょうか?

追記 2016/6/7

こういうことが起きる度に「恥ずかしくないのか?」と思うのですが!そうは思ってないようですね。だまし取ろうが盗もうが、知らない覚えてないで済んでしまうのでしょうか?

追記:2016/6/15

今朝から全てのテレビ局が舛添氏を追跡していましたが。予想どおりの展開となりました。行政能力だとか云々を言う前に、人格的に問題の無い人が立つべきと思います。

追記:2016/6/26

都知事のみならず、都議、都職員の綱紀粛正が求められます。どさくさにまぎれて血税で遊んでやろうという魂胆が見え隠れするからです。

●猪瀬氏の5000万円は犯罪では? 2013/11/30

東京都知事の猪瀬氏は徳田氏からの5000万円で追及されている。彼の言い分は「個人的な借金で何の問題も無い」とのこと。もしこれが許されるならば、政治資金規正法など、選挙に関する規制が無になってしまう。逆に、誰が考えても徳田氏は都知事から便宜を得たくて金を与えたことは明らかだ。それでも現時点で猪瀬氏になんのお咎めも無いことは、この法律はザル法で選挙に関する資金集めは簡単である。恐らく多くの議員や首長が同様のことをしているとしか思えない。猪瀬氏もそれを分かりきって金を集めていたことは衆目の一致するところだろう。

一方、借金だとして猪瀬氏が借りた5000万円は、庶民感覚だと友人から5千円を借りる程度のことなのだろう。これは氷山の一角で、一口5000万円で数十口集めていると考えてもおかしくない。なお、彼の情けないところは、当局から徳田氏側にお咎めがあってから返金したことだ。本当にきちんと借りたものならしっかりと自分の懐に抱え込んでおけと言いたい。尻の穴の小さい人だ。こんな人に都知事をやらせておくわけにはいかないと私は思うが、都民からリコール運動が起きないことも不思議だ。

私は選挙の効用について1年程前から家族、親類、友人などと話し合っているが、ごく一部の人を除き否定的である。勿論受かるか落ちるかは有権者の選択次第だが!自分の考えを実現するためには、選挙で意見を訴え賛同を得ることは一つの手段だと考えている。社会が抱える課題と解消方法についてじっくりと他の候補と議論する場が、選挙だろう。もし私が出馬し、その意見が時宜を得ていれば当選するだろう。猪瀬氏の5000万円と私の選挙論は何の相関も無いが、ついつい選挙の効用論になってしまった。

これからは地方と都会が融合する時代だ。既に我が国の人口はピークを過ぎ、今後は北欧型社会か、オランダ型社会か、はたまた全く新しい社会を形成すべきかグランドプランを示す時がきた。この先我が国は、これまで同様都会に人が集中し、世界に輸出する製品の開発設計製造に専念することだけでは成り立たないだろう。今後の社会形態は既存の枠では吸収できず、新しい日本型という社会形態が求めらる。但し、過去のさらに現政権も日本の将来像やその脱皮手法を示せてない。即ち日本全体が豊かで安心安全な社会を目指すべきだ。既に新幹線や高速道路が東西を貫き、リニアモーターカー敷設も決まった。しかし、方向性や理念を描けない社会は、富の奪い合いに陥りいずれ荒廃するだろう。既にそうなりつつあると感じるのは私のぼやきに過ぎないだろうか?都知事の5000万円がとんだ方向に飛躍したが!
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追記:引退会見より 2013/12/19

今、テレビでは猪瀬氏の引退会見が行われているが、遅かりしだ。元来、表面化した時点で辞めるべきである。借金の理由に「生活の不安」などと訴えていたが、そういう不安があるなら立候補すべきでない。いい加減な言い訳をしたのだろうが!政治家になるということは、身を挺して人々に奉仕することだ。生活の安定を求め政治家になったとすれば、彼の基本的姿勢に間違いがある。一方、言い訳として"アマチュア"だったとのこと。いくら"アマチュア"でも"親切な人"から5000万円を受け取ることはありえず"アマチュア"に失礼だ。なぜ逮捕されないのだろうか?政治資金規正法はどこへ行った?そもそも私が知る範囲では税法にも違反していると思うが!

追記:猪瀬氏の最終日 2013/12/24

猪瀬氏は都庁を去ったが、退職金1001万1560円が支払われるとのこと。私には盗人に追銭のように感じるが、気のせいか?給与を返上すると仰っていたので、退職金返上かとも思ったが何の音沙汰も無い。それともやはり「生活の不安」だろうか?

追記:またも都知事の不祥事!2016/6/7

舛添都知事の政治資金流用疑惑について耳目を集めている。そもそもなぜこのようなことが起きるかといえば、政治資金の使途に法律上の制限が殆ど無いことがあるが、この問題の本質は舛添氏の資質だ。さて舛添氏の今後だが、都民の代表としてあまりにもあさましく、このまま「続投」ならば選んだ都民の資質までをも問われかねない。再選挙には数十億かかるので及び腰との話もあるが、これは金の問題ではない。

追記:舛添氏の辞任報道 2016/6/15

いつの頃だったか、テレビ番組のインタービュで舛添氏が自身の成績のことを喋っていたのを覚えている。舛添氏は東京大学法学部で鳩山邦夫氏とトップを争っていたそうだ。彼は日本で最も秀才の集まる東大法学部のトップだった。それほどの人がなぜ姑息なごまかしで家族旅行費用を政治資金として計上するのだろうか?私ほどのバカでも出張に家族を連れていったこともないし、交際費で家族に飲み食いさせたことは無い。思い返してみれば、やろうと思えばやれただろう。しかし、そのようなことは考えたことも無かったし、幸いにも私の家内は潔癖症だから、絶対に反対しただろう。さて、昨今は盗めるものは何でも盗む、騙せることはなんでも騙すという人が多すぎる。私自身の周辺の出来事でもあさましい事があるが。

追記:あきれた大名行列 2016/6/26

20日に都庁を去った舛添氏の任期中の行状にはあきれはてるが、その後海外視察に関するさまざまな問題が噴出している。2年の任期中に9回海外を訪れ、その額たるや年俸をはるかに超える2億4700万円とのこと。勿論これは彼自身のみならず随行員を含めてだが、最高額は14年のロンドン・ベルリン訪問で6900万円だった。随行は19人で、まるで大名行列である。この異様な数値から、海外出張の経験がある人には分かるが、多くの役人が役得として物見遊山したことは明らかだ。まともな会社では、このようにコストをかけた海外出張はあり得ないからである。この現象をみるかぎり都庁全体が腐っているとも言えなくはないか?

一方、27名の都議がオリンピック視察と称し6200万円の予算で出かける予定だったが、近々の選挙をひかえ世論の反発を招きかねないとのことで中止とある。都知事も都議もいったいどうなっているのだ?機会をとらえては「ごっあんです」と血税を湯水のごとく使う知事や議員をいったい誰が選んだかを考えるべきである。
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