2017衆院選について

選挙は国民に与えられた権利です。それを行使しない手はありません。今回の選挙は今後の我が国の政治の重大な転換点になりましょう。全ては選挙民の見識と判断にゆだねられますが!
●2017衆院選について 2017/10/10

衆院選は今日公示される。我が国は第二次大戦を挟み自由平等の世界となった。ただ如何に自由平等と言えども、法に基づくであり、盗みなどはご法度である。さて今後の我が国の課題だが、国際的には覇権主義や恫喝をモットーとする国に囲まれて不安定な状況にある。かたや国内的には、増えない個人収入、増え続ける老人、将来像が見えない若者という課題がある。

さて、国会議員選挙は国家的な課題に対して我々庶民が直接手をくだせるたった一つの手段である。投票に行かないということは、「どうでもいい」と考えているといえよう。ただどうしても行けないとか、確たる意見のもとに行かない人もあろうが。私自身について言えば、行かなかったことは何度かある。その理由は様々だが、時間はあるが金が無い昨今では殆ど行っている。

今回の選挙は、私が選挙権を得てから最も重要なものだと思う。なぜかと言えば戦後初めて健全な右翼主義の二大政党が現れそうだからだ。米国のようにリパブリックとリベラルが並立し、自由と平和を希求するようになればいいと思う。我が国はこれまで憲法9条の問題が国を二分してきたが、ここにきて我が身は自身で守らなければ中国、ロシア、北朝鮮の侵略を止めることができないことが一般市民にも浸透したということだろう。なお我が国ではリベラルという言葉が単に護憲派として使われている。リベラルとは直訳だと自由主義である。今回設立された立憲民主党をテレビではリベラルと称しているが、私には用語の使い方を間違っているような気がする!

今回の選挙に関し、私が知る範囲殆どのマスコミの論調は"小池氏の去就について、都知事を辞めても留まっても無責任"である。つまり与党の意をくんで希望の党はダメだと全マスコミが叫んでいるように見える。まるで戦前に真珠湾攻撃を全マスコミが礼賛したようなおかしな状況に違和感を覚える。いずれにせよ選挙は始まる。今回の選挙でこれまでの政党体制が崩れ、米国や英国のように穏健右派による二党体制が構築されることを私は切に望む。
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