2017衆院選投票二日前

いよいよ投票です。勿論私が誰に入れるかは表明しませんが、慎重に選択したいと思います。誰もが納得できる社会の現出を望みますが、それは何時でしょうか?ただ、誰もがというと泥棒も人殺しも含みますね!

●2017衆院選投票二日前 2017/10/10

終ってしまってからは何でも言えるから、その前に意見などを書いておく。もっとも私の書き込みはメモだったり思い出だったりで誰も気にしてないだろうが。さて、今回の選挙から電子メール以外の全てのウェブ機能が庶民に使えることになった。それにどういう効果があるかを興味を持って見ていたが、庶民よりも選挙組織が大々的に使っているようだ。誰かがある意見を述べるとその反対又は賛成が組織的にどんどん上書き(スクロールアップ)され非難合戦になっている。この現象はもともと予測されたことだが、今回の選挙では最も組織力のない小池氏に対する誹謗中傷的な書き込みだらけが現状である。庶民はこれを見てどう判断するだろうか?

これまでのマスコミの予測を見ると今回開放されたSNS(*)は既存政党の思うつぼだったようだ。一方、マスコミの論調も殆ど全てが小池氏を攻撃しており、私は異様な感覚に襲われた。私はこれまで、我が国が米国や英国のように健全な二つの右翼政党が互いに牽制しあい自由主義をおう歌できる状況になればいいと思っており、今回の選挙は希望の党の出現でその第一歩かと期待していた。これ以前は自民党が派閥争いで二つに割れるか、民進党の右翼と左翼が割れるかしかなかないだろうと思っていたが、今回は小池氏が忽然と現れそれに民進党内の右翼が合流する誰しも予期せぬことになった。
 *:SNS(Social Networking Service)とは、掲示板とメールと通話機能を包含したインターネットサービスである。今回の選挙ではSNSを許可しメールを許可しないとあり、私にすればそこに何の違いがあるのかと思える。

選挙は終わるまで判らないが、現時点でのマスコミの予測だと希望の敗退である。あるマスコミだと立憲民主が希望を上回るとの予測もある。テレビを見ていて気になったのは小林よしのり氏の辻元清美氏への応援演説、彼の真意は分からないが敵の敵は味方とも思われかねない露骨な行動に驚いた。民間テレビ局の政治コメンテータの殆どが小池氏を攻撃していることもおかしい。しかし、民間テレビ局は大手新聞などを起源としており既存政党とのしがらみもあるだろうし、コメンテータにも本音は別として収入が必要だろう。それぞれの党や候補者やマスコミの都合と思惑がこれらの現象を起こし、まことに奇々怪々であり、単純明快でもある。

選挙は選ぶ側の見識に依存する。これだけ世の中がオープンになっているのだから邪悪な勢力からのバイアスは、投票する人が感知しなければならない。我が国の歴史をひも解けば、多くの民が為政者と共に間違った方向につき進むことがしばしばある。中国大陸侵略や真珠湾攻撃はその最たるものだ。ただ、人はいつも善意かつ私利私欲無く、さらに間違いなく過ごせるかと言えば、勿論私を含め無理だろう。生れながらの嘘つきや泥棒のような人も少なからずいる!最近10歳程年長の親しい人と話すことがあり「どいつもこいつもズルい奴ばかりだ」と自身に起きた事例を挙げ憤慨していた。この人、私の知り合いの中ではたった一人の自民党員である!
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