市長選出馬について

会社勤めを辞めたときから考えていた村への恩返しだが、市長になって市の方向性を変えることである。勿論当選すればの話にすぎないが!
市長選出馬について 2019/3/23

 もう何年も前から次の東かがわ市の市長選に出ると友人知人に伝えていた。しかしそれぞれの人に利害関係があり、私を明に応援しようという人は皆無に近い。中には「アホ、止めろ」と脅す人もある。ただそれでも出馬せざるを得ないのは亡くなった祖父との約束、明治の終わり頃貧しい我が家を支援してくれた村への恩返しである。私は齢70であるが、まだそれなりの知力体力があり、祖父との約束を反故にすることはできない。前回の選挙では母校の後輩のたっての願いにより県議選に回ったが、今回は初志貫徹で行きたい。

 現況は経営する会社の仕込みもあり多忙である。東かがわ市での選挙活動はおろか未だマスコミに対して出馬表明もできてない。市の選挙管理委員会には出馬するが選挙説明会に出席できない旨を伝えてあり、一連の資料は川崎の自宅に送付してもらってある。NHKや四国新聞からは出馬とのことだが本当か?との問い合わせがインドネシア出張中にあった。帰省時には高松の記者クラブに出かけ出馬表明すると伝えたが、今月末になりそうだ。件の記者からは、近々に市長選に関する記事を出すが「出馬表明が未だなので、他に出馬予定者有りと記載する」とのことである。当初は3月20日頃に帰省できるかとも伝えていたが、多忙につき月末になりそうで記者には大変失礼している。

 さて東かがわ市の課題は人口減、それに伴う諸問題である。これは我が国の弱小地方自治体殆ど全てに共通する問題であり、これを克服しない限り将来は無い。さりとてどうすればよいのか、前市長は12年間務めたがその間も毎年着実に人口が減っている。長い任期の間、全く打つ手なく過ごしたとも言えなくはない。過去の市の予算を見てもメリハリの無いもので、問題点を特定しそれに重点的に対処するなどの施策は行われてない。むしろ不要な箱物の作成に御熱心で、それを許してきた選挙民にもその責任の一端はあろう。

 東かがわ市に必要なことは、まず市長給与の削減だろう。東かがわ市民の平均年収は264万2873円で、300万円未満の世帯が50%である。このような市民の実態を踏まえると、市長年俸1285万円は私には怒り以外の何物でもない。なぜなら市長給与の原資は市民が収めた税だからである。マスコミに対する私の出馬表明の際には、日頃思っている事を伝えるが、この出馬宣言でもその一つを伝えておきたい。東かがわ市の市長給与は夕張市長に等しい月給25万円で十分である。夕張市長はそれできちんとやってきたからだ!そもそも私が子供の頃の白鳥村の村長さんは教養豊かな人で、村民から尊敬され慕われており、勿論金欲しさにやる人では無かった。
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