青年会議所からの公開討論会設問の問合わせ

この設問は他の2候補にもされているでしょうが、是非とも皆さんに事前開示していただきたいものです。
青年会議所からの公開討論会設問の問合わせ 2019/3/25

一昨日以下のような問合せがあり、九つの設問に回答しました。

 このたびは、(公社)東かがわ青年会議所主催、東かがわ市長選挙選挙に伴う公開討論会にご登壇の確約を頂きまして、誠にありがとうございます。
 さて、公開討論会に先立ち、登壇される立候補表明者の方々に向け、アンケートのお願いがあり、メールさせて頂きました。
 現在、東かがわ市が抱える課題、問題に関して、表明者の方々がどのようなお考えと政策をお持ちかを伺い、コーディネーターと協議した上で、討論中の質問事項の選定に生かせればと考えております。

1.【高齢者医療、福祉について】
 本市の高齢化率は40%に達しています。今後の高齢者医療、福祉にはどういった対策が必要と考えますか?お答え下さい。
 御回答:医療と福祉は公的医療保険等がベースですが、東かがわ市の財政状況と受益者の財政状況を踏まえた自己負担支援が必要でしょう。

2.【若者定住、雇用促進について】
 県下でも最悪のペースで進む人口減少の主要な原因として、若者の市外への転出超過が挙げられます(社会減のマイナス)。その原因と、若者定住、雇用促進のためにはどういった施策が必要か、お答え下さい。
 御回答:企業誘致、既存企業支援、UIJターン新定住者支援が有効と思います。

3、【地域活性化、交流人口拡大について】
 本市の限界集落数は、県内自治体で最大の88か所に達し、空き家、耕作放棄地の増加はもとより、市民生活に必要な生活関連サービス業の消滅、地域らしい文化、伝統、ひいては地域コミュニティの崩壊が危惧されています。こうした問題に立ち向かうために、交流人口拡大による地域の維持、経済の循環のための施策が全国的に行われています。本市では今後どういった考え方で、何の施策が必要か、お答えください。
御回答:これまでに東かがわ市で行われた施策を全て見直し、再構築します。特に、将来のお荷物となる箱物は許容できません。

4、【多子社会の実現について】
 本市の出生数は、最盛期の2割以下にまで落ち込み、子どもの数は大きく減少しています。出産・子育て世代の若い市民が、子どもを産み育てたいと考えられる社会(多子社会)を実現していくためには、どのような考え方と施策が必要か、お答え下さい。
 御回答:「2、」の設問に密接にかかわり、同様の解と思います。

5、【地域経済の活性化について】
 本市の4人以上の事業所数は、1990年代初頭と比較して約3分の1にまで減少しており、手袋、農林水産業を中心とする地場産業の衰退、地域経済の縮小が続いています。どのような施策が必要か、お答え下さい。
 御回答:手袋産業では製造部門の国内回帰とそれに必要なクラフトマンの育成支援などが考えられます。農林水産業は、実態として国の政策に支配され、衰退しました。例えば農業では特定産物の宣伝支援や田畑集約化支援などが考えられます。

6、【公共施設の再編について】
 人口減少に伴い、市内の小学校、中学校、幼稚園、保育所の統合のほか、温泉、プール、スポーツ施設等の公共施設の統合が課題となっています。市内の公共施設を今後どのように再編していくべきか、お考えをお聞かせ下さい。
 御回答:利用者の頻度と分布に応じた統合廃止すべきでしょう。

7、【行政の改革について】
 東かがわ市役所の組織およびサービスを、今後どのように改善、向上させるべきか、考えをお聞かせ下さい。
 御回答:利用状況に応じた窓口や人員の合理的な配置など、サービス向上を目指し組織改編を行うべきでしょう。

8、【防災、減災対策について】
 本市は、南海トラフ地震が発生した場合、県下最大の震度7、津波も最大で3メートルに達すると予測されています。どういった防災、減災対策に取り組む必要があるか、考えをお聞かせ下さい。
 御回答:ハザードマップを見る限り3mの浸水が予想される地域住民は極少数ですが、日頃の備えが要求されます。震度7だと多くの古い住宅は崩壊するでしょう、耐震工事などの支援が求められます。

9、【交通施策について】
 本市は、マイカーなしでは出勤、買い物、通院等の日常生活が難しい地域となっています。また、道路整備については、大内白鳥バイパスなど、まだ完成していない区間が多くあります。公共交通機関や、今後の道路整備について、どのようなお考えや知見をお持ちか、お聞かせ下さい。
 御回答:いまさら作ってしまった大内白鳥バイパスについて問題点を指摘しても後の祭りですが、大変な無駄遣いをしたと思います。これからの公共交通対策は今後普及が予想される自動運転車の導入を踏まえた将来設計をしたいと思います。
元に戻る