"れいわ新撰組"と"NHKから国民を守る党"について

わが国の経済規模は1995年以降殆ど拡大せず、国の借金は増える一方です。なんとこの主たる原因は政治の貧困で、れいわ新撰組から出馬した大西恒樹氏の解説で理解しました。

追記:2019/7/31

なんだか民放もN国党には賛成できない論調なので書いておきました。

●"れいわ新撰組"と"NHKから国民を守る党"について 2019/7/27

双方とも私はいささか際物と見ていたが、選挙中に古い友人から「Zです。今の政治を根本的に改めまともな社会をつくるため行動を起こそうと決意しました」と山本太郎の写真と8つの緊急政策が印刷されたハガキが届いた。Zは昭和48年富士通の同期入社で新入社員のころは何度も溝ノ口で飲んだ。京大修士卒の秀才だが、いささかも気取ることなくいい奴で、今も賀状を交換している。

さて、このハガキをもらってなぜZは山本太郎なんだ?と思った。何度かテレビで山本太郎を見たことはあるが、私とは政治信条が異なり、はてなと思うこともある。そこでユーチューブで"れいわ新撰組"をチェックすると、安冨歩氏と大西恒樹氏が目についた。お二人の意見は、私の知識や学校で学んだレベルの教養を軽く超越している。恐らく、彼らの意見をじっくり聞いた人の多くが賛同するだろう。とかくこのご時世では少数意見が無視軽視されがちだが、ネットの情報がより普遍的になる次の選挙が楽しみだ。

一方、"NHKから国民を守る党"は非常に分かりやすい。今回の選挙で一人の議員を出したことは、多くの人がNHKに不満を持っている傍証である。私の個人的な状況を踏まえれば、年間何か月も家を空けるが、間違いなく受信料を引き落とされている。現在の技術でもってすればスクランブルや従量課金は簡単である。私の提案は、受信料は税金で賄う国営とし、主たる職員は国家公務員とする。お茶の間ドラマや歌ったり踊ったりの大衆芸能部門は民間会社に移管し、教養番組とニュースのみとする。この措置で人員を含め総経費を削減し、全国民の為の高品位な放送局とするのはどうだ?

今回の選挙で今後の政局は見えなくなった。多様化の時代である。偏狂的な政策に捕らわれた野党連合は弱体化の一途で、極端な少子高齢化に突き進む今後十数年は誰も想像できない社会が現出するだろう。自民党は無党派からの「他に選択肢が無い」ということで首位をキープしているが、はたして生き残れるのか?今後10年も待たずに日本はもちろん世界も変質するが、そうなった時には私はこの世にいないと思う。その前に皆さまの為に何かのお手伝いをしたいものだ。今の状況が続けば我が国は崩壊し、ある日突然米軍は撤退し、見たこともない軍隊が進駐してくることも否定できない。もっともその前に我が自衛隊は全力で奮戦しようが!
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追記:N国党について 2019/7/31

昨日テレビを見ていて、コメンテーターが「受信料の徴収は法律で決まっている」と話していたことが気になった。つまり、法律で決まっているのだから徴収は当然だとの論調である。ところで法律は誰が作ったのだろうか?簡単に言えば、官僚や政治家が作文し、それが国会で通れば法律となる。

今回の選挙では"NHKから国民を守る党"が出現し、たった一人だが国会議員を輩出したのである。つまり法律を変えて欲しいという一部の国民の声だ。全投票数からすると一部だが、実のところ多くの国民がそう欲しているのかも知れない。

恐らくNHKが民営化や国営化されると困る勢力があって、もしかするとそれは全ての放送団体かも知れない。今後この党がどういう経緯をたどるか誰も予測できないが、このままいけば次の選挙でもある程度票を確保し、NHKの信号がスクランブルされるまで国会において政治的パフォーマンスをすることでこのムーブメントが続くかも知れない。

さて、貧乏な私には、従量課金が合っている。お金持ちには月2000円なんてどうってことないだろうが。
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