大塚家具の宣伝戦略を疑う
最初の報道からおかしいと思っていたのですが、これは絶対に変だと思います。少なくとも公共放送では必要以上に報道して欲しくありません。マスコミの記者の方には、誰が益を得るのか裏も見て欲しいと思います。上場企業は株主のものでそれを見守ることはマスコミの使命かも知れませんが!
追記:2015/03/07
新聞や雑誌は記事を書くことが仕事ですが、大塚家具は週刊誌でも格好の記事となっています。マスコミがやり手の親子の宣伝戦略に乗せられていると思うのは、単なる私の気のせいでしょうか?
●大塚家具の宣伝戦略を疑う 2015/02/26
このところの大塚家具のニュースをみていると、父親と娘がつるんで衰退する会社を建て直す為に宣伝戦略を繰り広げていると思うのは私の気のせいだろうか?民放のみならずNHKまでもが毎日のように一会社の話題を取り上げるというのは変だ。このままだと、今後も馬鹿げた猿芝居を全国民が見物させられることになる。報道の毎に大塚家具の歴史や推移や販売戦略の変移などを詳細に聞かされ、マスコミが踊らされている。あの親父さんと娘さんは相当なやり手だが、私が思うには少々やりすぎだ。恐らく、数日後、遅くとも一ヶ月も後に私と同じ意見が週刊誌などに出現するだろう。なぜなら彼らの手法は、私が大昔ビジネスコースで習ったマスコミを使うという最もコスト安で効果大の宣伝戦略だからだ!しかしそれが失敗した時には、大塚家具の行く末は困難だろう。経営者一族が誠実であることを祈る!
追記:日経朝刊、大塚家具について 2015/03/07
今日の日経:企業面では「大塚家具の委任状争奪戦」とありこのところの両陣営のやり取りをまとめている。着目すべきは「…創業家が多数の株式を保有する同社では、結果的に自らが受け取る配当額がつり上がる側面もある。」とのこと。ニトリやイケヤ、はたまた格安家具を揃える大手ホームセンターと大塚家具の行く手をさえぎる敵は多い、その対抗戦略が語られないことに問題があろう。一方、大塚家の狙いは、会長、社長、大塚家の資産管理会社が受け取る配当額にあるのかも知れず、会長側試算によると6.5億円である。これらの状況を踏まえれば、株を運用している人は慎重になるべきだろう。
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