天皇避難打診?
民に避難指示せず、天皇に避難を打診していたとは、青天の霹靂ですね!
●天皇避難打診? 2020/12/30
昨年同様、東京新聞のセールスマンが年末購読依頼に来た。今年はコロナで身動きできなく、前年同様一か月間購読することにした。さて、今日の二面だが「福島原発事故の際に民主党政権が天皇に関西に避難するよう非公式に打診していた」とある!宮内庁側は「国民が避難していないのに、あり得ない」と伝えたとあり、極めて真っ当な返事だ。地震の際には、私は車いすの家内と共に港北のセリア・センター南モール店という100円ショップにいた。立っているのが困難かと思われるくらい揺れ、どこから現れたか中年夫婦が家内の車いすに掴まって来たので驚いた。
私は港北のショッピングセンターから急いで帰宅したが、レジのキャッシュレジスターは動かず、駐車場のスプリンクラーからは水が噴き出し、パーキングメーターも動いてなかった。途中の交通信号も止まっていて、皆ダラダラと運転していた。車中ではいつものようにFEN(駐留米軍放送)を聞いていたが、なんと横田基地に米軍の家族達が集まり日本からどのように逃げるかなどを司令官と質疑応答しリアルタイムで放送していた。司令官は、全ての兵の家族は直ちに全員グアムに移れるので安心しろだとか、必要な荷物を準備し直ちに基地に集まれるようしておけと伝えていた。横田とグアムにグローブマスターという大型輸送機があり、24時間以内に全家族を移送できるとも言っていた。
家に着いてすぐにテレビのスイッチを入れると津波が放映され、さらに原発の事故が報道され、民主党の枝野氏が原発事故について「直ちに健康被害はない」と連呼していた。確かに直ちに健康被害はないが、そこに長くいると健康被害が生じるので枝野氏のいう「直ちに健康被害はない」というのは詭弁だ。放射能は弱くとも長く被爆すれば死に至る病を発症することは周知の事実である。枝野氏のこの件についての現在の見解は知らないが、最大野党の党首として当時の発言について謝罪または修正を国民に伝えるべきだ。
我が国の法律に定める放射能の限界は年間1ミリシーベルトとされているが、今回の福島原発事故の際、20ミリシーベルトに引き上げられたようだ。これは毎日一回レントゲン撮影をする以上の被爆レベルである!現在の福島の各地域の放射能レベルは知らないが、もし未だ20ミリシーベルトを限界としているならば、子供たちや妊婦には猛毒レベルだ。当時天皇に避難を打診し、原発周辺に住む住民に直ちに避難指示をしなかったことは憲法にも反する犯罪だろう。
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