ロシアのウクライナ侵攻と我が国の憲法9条
ロシアのウクライナ侵攻は、多くの人の意識を変えたと思います。え〜!そんなこと関係ないですと?
●ロシアのウクライナ侵攻と我が国の憲法9条 2022/04/04
ロシアがウクライナに侵攻したことで、私の意見である憲法9条否定論を追記しておく。実は、ウクライナがロシアから分離した際に、約1900発の核弾頭が存在し、ウクライナ政府はその保有を表明した。しかし、ロシア、米国、英国がこれに反対(*1)し、その見返りとして「領土保全、政治的独立」を保証したブダペスト覚書(BudapestMemorandum on Security Assurances:1994.12.5)が作成された。つまり国際的な約束は、強欲で邪悪な支配者が現れると何の役にも立たない。ましてや他国の保障がない我が国の憲法9条は独り善がり(*2)にすぎないことが子供にでも理解できよう。今回ウクライナ人は、ロシアの支配を拒み戦いを選択した。彼らは核弾頭を放棄したことを後悔しているだろう。我が日本は好戦的かつ強力な軍隊を持つロシア、中国、北朝鮮に囲まれており、明日にもウクライナ状態になることを想定すべきだ。
*1:米英は、軍隊を派遣してウクライナを救うべきだ。国際条約とは何だ?たとえメモランダムでも合意事項である。
*2:今回のロシアのウクライナ侵攻は、我が国の9条崇拝論者に二度と立ち上がれないダメージを与えただろう。次の選挙が待ち遠しい。
私には何人かの外国人の友人がいるが、憲法9条を知っている人はほぼ無いと思う。私事だが老境にさしかかり冬の寒さが堪え、その対策として東南アジアを毎年数か月旅行している。インドネシアのバリ島には、空港から車で2時間以上かかるバリアンという村があり、もう30年近く前にここを訪れて大変気に入った。それ以来この十数年は欠かさず行っている。さて、ここではその都度趣向を変えて様々な宿に泊まっているが、なかでもAYU(アユ)という宿はこの村で最も安く一泊500円(*)で朝食付きだった。ここに泊まっている際の出来事である。
*:以前は500円程だったが、今は千円くらいだろう?但し、部屋や食事には全く期待できない。勿論、コストを考えれば期待する人はないだろう!貧乏に育っている私はコスト重視だ。
もう数年前になるが、その時はFrankというアメリカ人(*1)も同宿していて。私が憲法9条とその前文を(*2)彼に見せたところ、ゲラゲラと笑い出し、中学生の作文だと言って驚いていた。彼らのルーツはヨーロッパで食いっぱぐれ、アメリカ大陸をライフル一丁で強盗と対峙し、先住民のインディアンを容赦なく殺戮しながら西へ西へと侵略していった人達である。自分が丸腰だったら襲われないと考えるアメリカ人は皆無だ。武装しているから襲われないのである。もう一つ印象的だったのは、オーストラリアから来た若い女性(*3)だった。彼女に我が国の9条と前文を見せたところ、じっくり読み真面目に「他の国も皆そうだったらいいのにね!」との意見。諸外国の人々は日本が憲法9条に守られているとは誰一人思ってない。
*1:彼とも毎年バリアン村で会うが、昨年の冬場は互いにコロナで身動きできなかった。彼からのメールによると、家にこもっていたとのこと。彼はバーモント州の小川が流れ池が三つある東京ドーム5個分の敷地にログハウスを建てて住んでおり、冬は雪が積り我が国の旭川レベルの気候だ。
*2:私はいつもスマホに9条とその前文を入れ持ち歩いている。なぜって?これを読むと腹立たしくなり、誰かに見せたくなるから!
*3:彼女はAYUにバイクを借りに来ていた。
憲法9条を額面通り施行すると、他国の侵略が我が国の息の根を止めることになる。自衛隊と安保条約があるから中国もロシアも攻めて来ないが、もし9条を言葉どおり施行すれば明日にもウクライナ状態になることは間違いない。ウクライナは地続きのポーランドに老人、女、子供を逃すことが出来たが、我が国は海岸に座して死を待つのみである。早々に9条を廃棄し健全な国家として自立すべきである。9条を金科玉条のごとくたて奉る人や組織(*)があるが、まわりが全く見えてないとしか言いようがない。なお、外国から攻撃された際、私は最前線で鉄砲を撃つ覚悟である。終末期の私にとって、もはや価値ある死とはそれしか無いからだ。
*:中国やロシアの回し者か?そのような人達に我が国の学問や政治を任せられない。彼らがロシアや中国に行き、憲法9条を適用させれば、私は深く頭を下げよう。
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