イギリスのモンサンミッシェル

セントマイケルズマウントの庭を見て、友人のアンディのビジネス、イングリッシュガーデンを日本で普及するビジネスができないかと思いましたが、ことビジネスとなるとひと山超えなければならないことがありますね。

●イギリスのモンサンミッシェル 2017/1/5

イギリスのコーンウォールにフランスのモンサンミッシェルのそっくりさんがあることを地球の歩き方という旅行誌で知った。この城は英名でSt. Michaels Mountと言うそうで、モンサンミッシェルをそのまま英訳した名前となっている!よく読んでみるとこの二つはほぼ同時期にキリスト教のある宗派によってドーバー海峡をはさんで建てられたそうだ。たまたま似たような地形で満潮時には道が水没し、干潮時には歩いていけるところまでも同じである。今回の旅行ではコーンウォールに長く滞在したのでここを訪れた。ところが、最初の日は大変天候が悪く大雨(*)で近くまできて諦めた。次の日は逆に大変天候が良く、朝10時過ぎに歩いて城に渡った。午後2時過ぎに帰ろうとしたら歩道は海面下にあり、2ポンドの渡し船で帰ってきた。4時間近く島の中を散策したのだが、自分で撮った写真を見る限り庭も建屋もすべて見て回ったようだ。
*:9月11日から11月10日と丁度二か月滞在したが、この日は最も強い雨だった。イギリスは我が国よりも雨は少ないそうだ。



 駐車場から見たセント・マイケル・マウント

今となっては殆ど印象は残ってないが、数人の若い庭師が手際よく庭の手入れをしていた。皆よく訓練されているようで、我々観光客には愛想が良かった。イギリスの大きいレストラン、パブ、ホテルなどでは外国人労働者も大勢働いているが、この時聞いたかぎりでは彼らが話す英語は地元なまりのようだった。観光名所ということもあり、地元の人にはいい働き口なのだろう。ガイドブックによるとこの城は個人の持ち物だが、999年契約でナショナルトラストにリースしているそうだ。これだけの資産だからそうでもしないと税金が払えないだろう。それでも戦前まで城主はここに住んでいたという。エレベータもエアコン(ストーブはあるが)もないところで、もし毎日町に出かけるとしたら、足腰が鍛えられるだろう。



 この道を歩いて行った(デコボコの石畳で堅い革底の靴でないととても耐えられない!)

さて、Mount Michaelの対岸は小さい町で道路も狭く駐車場は無い。勿論、宿屋やホテルやレストランにはあるが、Mount Mischaelを観光する人向けには、満潮時に水没する道からおよそ10分ほど西に歩いた海岸沿いに大きい駐車場がある。料金は時間制でなく一日制なので、ゆっくりすることにした。島内のレストランで昼食をし、本当のところはビールも飲みたかったが、やはり運転のことを考えると手が出なかった。最近はグラス一杯のビールでもふらつくこともある!そろそろお呼びか?



 城の門まで登ってきた。どこに行っても日本人は私のみ!



 城に登る途中は、砲台になっていた。砲はレプリカのようだ!




 なぜかナポレオンの頭髪と手紙が!



 城の上は広場になっている。戦争用か?



 場内の庭園、傾斜を利用し緻密に設計されている。



 帰りの船から島をみたところ



 対岸に着いてから、島を見たところ。干満の差が6mくらいだそうだ。

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